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高校に進学できない・・・。天才を襲ったピンチ(3)
2009年07月30日 (木) | 編集 |
中学に進学し、伊丹シニアに入った坂本はどう変わったのか。
坂本の在籍当時はコーチだった田中力監督に聞いた。

「素質はずば抜けてました。
 右方向に大きな打球をバンバン打っていたし、
 守備も今と同じように深い位置で守っていた。
 ただ、練習で手を抜くんです」

 やっぱり!

「凡打しても全力疾走するのが基本なんですが、
 彼は絶対にやらない(笑)。
 ベースランニングの練習でも、軽く走る。
 それでも、他の子よりできてしまう。
 キツイ練習をさせようとすると、すっと逃げるんです」

ただ、打撃練習だけは大好きで、毎日、30分は早く来て、
黙々とティー打撃をしていた。
さらに、少年野球のときと同様、ケガや病気で練習を休んだことは
一度もないという。

「ホンマに野球が大好きやったな」

長年、チームを見ている松本悦男事務局長も
感心するほどだった。
だから、3年生の夏、進路を決めるに当たって
一つの問題が持ち上がったとき、首脳陣は驚いた。
2年生で関西選抜にも選ばれていた坂本には、
地元兵庫の複数の強豪校から誘いの声が掛かっていた。
ところが、中学校側が推薦状を出せないというのである。
この頃、坂本は友人に
「俺は勉強は無理やから野球だけやっていく」と漏らしている。
だが、それにしても……。

「学校ではヤンチャしてたんでしょう。
 ただグラウンドでは、仲間思いのええ子やったからねぇ…」

天才に訪れたピンチであった。
しかし、運命は、本人の与(あずか)り知らぬところで、
勝手に動いていく。

                       (続きは Number733号 で)

坂本勇人
1988年12月14日、兵庫県生まれ。
光星学院から、'07年にドラフト1巡目で入団。
'08年開幕スタメンを勝ち取ると、全155試合に先発出場し、
リーグ優勝に貢献。
今季安打数は両リーグ最速で100本に到達し、
サヨナラ本塁打も2本。
2年連続で球宴に選出された。
愛車は黒のGT‐R

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コメント
この記事へのコメント
阪神のピッチャーには抑えられちゃいましたね
いま壁にぶつかってますがなかなかプロは厳しい
高卒3年目の野手なら合格点でしょうけど
2009/08/03(Mon) 16:01 | URL  | 坂本勇人め・・・ #Fq8DiWTI[ 編集]
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