日々様々なスポーツ界での出来事や、気になった記事を取り上げ考えていくブログです。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
気配り上手の女房役
2009年07月27日 (月) | 編集 |
相川亮二の密かな狙い。
~好調ヤクルトを牽引する名捕手~
  永谷脩 = 文  


今季から活躍の場を横浜ベイスターズから
東京ヤクルトに移した相川亮二。
FA宣言をした横浜の捕手が、
同じリーグに移籍するのは、谷繁元信に次いでふたりめである。  


横浜が相川を慰留しなかったのは、
昨年のドラフトで大学ナンバーワン捕手の呼び声が高い
細山田武史(早大)を獲得したため、と聞いている。
しかし一人前の捕手というものはなかなか育たないものだ。
「正捕手ひとり育てれば10年はお家が安泰」と言われる
重要なポジションなのに、
横浜が簡単に相川を放出した姿勢には、首を傾げざるを得ない。
  
実際、相川の評価は横浜より他球団のほうが高く、
特に王貞治氏は
「投手に対して目配り、気配りの出来る女房役」と評している。  



もちろんチーム外だけではなく、ヤクルト投手陣からの信望も厚い。
エースの石川雅規と、
昨年から今年にかけて球団記録となる
14連勝を達成した館山昌平は
「粘り強くリードしてくれるので安心感がある」と言い、
相川に全幅の信頼を置いている。



由規の才能を引き出した大胆なリード。
「若手の力を引き出すのが楽しくて仕方がない」と
捕手冥利を語る相川が、その中でも特に気にかけている投手がいる。

プロ入り2年目を迎えた由規である。

将来性を感じさせるものの、荒削りな由規に
「お前の真っ直ぐなら打たれない。思い切って投げて来い」
と伝えたことが由規の開き直りを生み、
今シーズン、早くも5勝という好結果につながっている。
  

由規をスケールの大きな投手に育てることが目標と聞いて、
かつて中嶋聡(日本ハム)が
松坂大輔(レッドソックス)をリードする時
「小手先で『かわす』ピッチングはやめさせようと思った」
と言っていたことを思い出した。
  
スケールの大きな投手を育てるためには、
思い切った大胆なリードが必要なのだろう。



相川の強気な姿勢がヤクルト投手陣の目を覚ました。  
「よそからきた人間は、どんどんアピールしないと」
と語るが横浜時代は陰からチームを支えるタイプだった。
相川の内面の変化が、
おとなしいヤクルト投手陣を強気にさせているのかもしれない。
  

その投手陣に支えられチームは好調だが、
古巣相手に1勝6敗(7月6日現在)と大きく負け越していることが
唯一の悩みだと言う。
  
「お人よしと言われたくない」と、
頼れる女房役は後半戦に向け反撃の機会を狙っている――。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック