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『本気』見せれば道開ける
2009年05月27日 (水) | 編集 |
読売新聞 『オンの才能 オフの達人』より
今回は漫画家・神戸芸術工科大教授の
安彦良和さんのコラムを紹介します。


~今やロボットアニメの代名詞ともなった
  『機動戦士ガンダム』。
  キャラクターデザインを担当した安彦さんの描く、
  ギリシャ彫刻のような端正で華麗なタッチは、
  初放送から30年たった今も多くのファンを引き付ける。
  現在、月間ガンダムエース(角川書店)に
  『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を連載。
  アニメで触れられなかった部分にも光を当て、
  物語の再構築に取り組んでいる。~


子供の頃から絵を書くのが好きで、
漫画家にも憧れはありましたが、
早々に諦め、学校の先生を目指して弘前大学へ進学しました。
しかし、学生運動に巻き込まれて首になり、
やむなく、職を求めて上京しました。
ある日、新聞の求人広告欄を眺めていると、
手塚治虫さんが作ったアニメ制作会社
『虫プロダクション』がアニメーターを募集していました。
当時、アニメに興味は全くありませんでしたが、
マッチのラベル用に絵を描いてお金をもらった経験があり、
『絵を描く仕事ならできそうだ』と、この業界に飛び込みました。


アニメーターというと、今日では長時間低賃金労働が指摘
されていますが、虫プロには正社員として入社し、
ボーナスも出たので、待遇に不満はありませんでした。
ただし、虫プロは3年後にオイルショックの影響で倒産し、
以後はフリーになりました。
むしろ仕事の内容の方が不満で、
上から言われるまま同じような絵を何枚も描いていくのは、
非情に苦痛でした。


『自分で考えた、独創的な作品を描きたい』―。
と言う思いは日に日に強くなります。
  
まずは、つまらない現状を打開しようと、
1ヶ月分の作画の仕事を3週間で終わらせ、
1週間空いてることを監督らにアピールし、
アニメの設計図にあたる絵コンテを描かせてもらいました。
必然的に演出に関与できるので、
仕事も面白くなりました。
  
嫌な仕事から逃げるのではなく、常に手を動かしていれば、
仕事の幅が広がり、
やりたい仕事に近づけると思います。
  


現在、大学でアニメ制作の基礎を教えていますが、
学生達を見ていると、
  
『やりたいことと違う』といって課題を提出しないなど、
ハングリーさが感じられない傾向があります。
  
やりたい仕事をやるまでには長いプロセスがあり、
地道にスキルアップしていかないと、
仕事を割り当てる上司も振り向いてくれません。
上の人間にアピールするには、
まず本気であることを見せないと。
本気なら、多少下手でも評価され、道が歩けるものです。
誰もが生き残れる業界ではないので、
学生たちには、いい意味で人を出し抜くことも
学んでほしいと思います。



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