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失望の中に希望の光
2009年04月08日 (水) | 編集 |
読売新聞 『NEWSなおにぎり』~社会部次長 棚瀬篤氏~より


大学でも体育会で続けたほどだから、
子供の頃から野球がうまかったんだろう。
やはりプロ野球選手を夢見たのだろうか・・・。

ご本人には失礼と思いつつ、その若者の来し方を
勝手にあれこれ想像してしまった。
3月27日の神奈川県版に載った
横浜国立大学の卒業式の記事で、
『不安よりも希望の方が大きい』と語っていた学生のことだ。
準硬式野球部の投手として活躍、
今春から小学校の教壇に立つ、とある。


記事を読んだとき、東大社会科学研究所の玄田有史教授が、
『希望学』(中公新書ラクレ)で紹介している話を思い出した。  

プロ野球選手を目指していた人がいた。
中学、高校と練習に打ち込んだが、ある時、
自分の力では無理だと気づく。
夢を失ったその人は、進むべき道が分からなくなった。
そんな彼に、知人がふと、
野球選手になろうと思ったきっかけを尋ねた。
『初めて野球場に行ったとき、芝生の美しさに感動した。
 ここで野球ができたら最高と思った』―。
その答えに知人が言う。
『じゃあ、芝生に関わる仕事をしてみては』―。
閉ざされた道がそこで一気に開けたという。  



この話にはポイントが二つある。  
ひとつは、失望や挫折を経験して人は本当の希望を手にするのだ
ということ。
  
初めから希望を持たなければ失望もしない。
そこに希望を持つことの意味がある。

二つめは、失望が新たな希望に変わるきっかけが、
しばしば人とのつながりの中から生まれるということだ。
『挫折してもいい。壁の前でウロウロしながらいろんな人と
 付き合ううちに、再び希望が見えてくるから』―。
  
若い世代への玄田教授のメッセージである。

先の横国大の卒業生に聞くと、やっぱり子供の頃から
エースでクリーンアップだったという。
小学校の卒業文集で
『プロ野球選手になる』と宣言。
中学の野球部でもエースになった。
が、他校との試合で、世の中にはもっと球の速い人間が
大勢いることを知る。
沈む心を癒してくれたのは、笑顔の優しい体育の先生だった。
やがて教師という仕事への憧れが芽生え、
どうしたらなれるかを具体的に調べ始めた。


気流欄に載った小学校講師の投書によれば、
日本のWBC連覇で、野球選手を夢見る子どもが増えたそうだ。
そこから何人のサムライが育つか。
そんなことを考えるのも楽しいけれど、
今はひとつのその夢が、将来いく通りにも広がる様子を
想像するのも悪くない。  



~今日は息子の中学校入学式でした。
  学年主任の先生が、こんなことを話してくれました。
 『中学校は小学校よりも生徒の自主性が試されます。
  「やらされる」のではなく「自分たちで創り上げていく」ものです。
  小学校では土台を作り、中学校では目的に向かい着実に進歩していく
  大切な時期でもあります。
  中学校生活での様々な行事や出会いが
  お子様の成長の肥料となっていくことでしょう』

息子にはこれからの色々な経験の中で、
その延長上に夢から現実に変化させられるよう、
小学校までの土台を踏み台に、
邁進していって欲しいと願っています。
3年間はあっという間・・・ですよね。

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