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『基礎』が個性養う
2008年12月31日 (水) | 編集 |
戦後日本の経済発展は日本人の高い教育水準に
支えられてきたと評価する人が8割近い。
これは戦後教育への自信の表れだと思う。
平等な教育の機会を保証してきたということ、
基礎的な学力を身につけさせてきたということへの評価も高い。

ただ、調査では今の教育には厳しい数字が並び、
こうした三つの点に対する評価の高さは、
『今後も維持して欲しい』という願望の表れとも言えそうだ。
  



学校教育への不満は急に増えてきているわけではない。
しかし、3分の2の人が不満だというのは高い水準だ。
教育については『1億総批評家』ともいわれる
国民の関心の高さも反映されているようだ。
  



『教師の質』を不満に思う人が5割を超えたのは、
ゆゆしき問題だ。
『道徳教育』への不満が4割を超えたのは、
家庭でしつけをできず、学校でもできていないことへの
不安の裏返しではないか。
  



学力が低下したと思う人が増えたのは、
国際調査で日本の子供の学力低下が示されていることに加え、
『ゆとり教育』の問題が国民的な認識として
行き渡っているためだろう。

 

ゆとり教育は本来、基礎的学力をしっかり教えた上で、
応用力をつけさせるのが狙いだった。
しかし、実際には教える内容が減っただけになってしまった。
被害者は子ども達だ。
『ゆとり教育』も『詰め込み教育』もそれなりの長所はある。
進め方に注意が必要だ。
  


日本の教育が子供の才能や個性を伸ばしてこなかったとする人が
3分の2を占めている。
才能や個性は基礎的な学力、
やらなければいけないことを身につける過程で養われていく。
『型』を教えられて初めて、そこからはみ出そうとする
バネが働くからだ。
それが今は、最初から『好きにやっていいよ』と言われ、
何をやっていいのか分からないという状態だ。

『基礎』を教えることが十分でないからだ。

          読売新聞より 昭和女子大学長 坂東真理子氏 
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