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私にはゴールがない
2008年08月06日 (水) | 編集 |
ママになっても、谷亮子は『YAWARA』であり続ける。
6月末、『高地トレーニング』と称して富山・立山連峰を訪れた。
『あっ、ヤワラちゃんだ!』とカメラを構える観光客に、
嫌な顔ひとつせず笑顔を送った。
親しみやすさは、鮮烈なデビューを果たした15歳の時と
少しも変わらない。


本番まであとわずかと迫り、多くの選手にピリピリムードが
漂い始めた。
だが、5度目の出場となる谷は、逆にその雰囲気を
楽しんでいるかのようだ。
『去年はやっと授乳が終わったとか、
 そんな話をしていたんですよね。
 今思えば、あの時はアスリートの体じゃなかった。
 でも、今は違います』―。

子育てを経てパワーアップした自信が、言葉の端々にうかがえる。
単なる虚勢でないことは、日々の練習を見ても分かる。
強化合宿でも、若手選手が音を上げるのを横目に、
激しい乱取りを休みを入れずに何本もこなす。


トレーニングのでの持久力の強さも抜群だ。
谷がこんな話をしたことがある。
『長年やっていると、柔道の練習だけでは
 それほど息が上がらないんです』―。
もう柔道は極め尽くした?
それは違うだろう。
更なる高みを目指すためには、柔道にとどまらない総合的な
身体能力を高めなければいけないことを感じているのだ。


今、最も重要視しているのが、畳の上以外でのトレーニング。
福岡の実家にあるトレーニング施設や砂浜でのダッシュによる
走力強化などを通し、想定外の攻撃を繰り返す外国選手に対する
反応力を研ぎ澄ます。
『自分の中にある色々な感覚や能力を目覚めさせたい』―。
これが一番の狙いだ。


『シドニーは念願の金。アテネでは完璧な勝利』と振り返る谷は、
『北京ではこの二つを上回る金メダルを取る!』と宣言する。


8月9日、柔道家の枠を超えた『アスリート・谷亮子』が
世界を席巻するのか-。


              読売新聞 『北京へ・主役(6)』より
                                上村邦之氏
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