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親との『確執』 が 『憎しみ』 に
2008年07月15日 (火) | 編集 |
事件や社会問題には様々な顔があります。
読売新聞で企画された『アングル』というコーナーを
前回より何度か取り上げていましたが、
今回も載せてみたいと思います。
  

この『アングル』では、各方面の識者に多角的な視点から
分析してもらい、読者の方々に考えるヒントを
提供できれば、と企画されたようです。
今回は二人の心理療法医師、精神科医の先生のご意見を
紹介したいと思います。
  



― 加藤智大容疑者(25)は子ども時代、
親に干渉されたことを恨むような供述をしている。

子どもによる家庭内暴力の相談をよく受けるが、
そうした家庭では、親が勉強や生活について口うるさく
干渉していることが多い。
親の過干渉はそう珍しくことではないのだが、
  
ボタンの掛け違いが積み重なっていくと、
不満が憎しみへと変化してしまうことはある。
  
加藤容疑者も同じなのかもしれない。

― 携帯サイトにも延々と親への不満が書き込まれている。
『25歳にもなってなぜ』というのが世間一般の感覚だと思うが、

私のところに相談に来るケースでも、30歳代、40歳代になっても
親との問題を抱えている人が少なくない。
  
年齢に関係なく、関係修復のきっかけをつかめなければ
いつまでも親との確執を抱き続ける。
  
加藤容疑者もタイミングをつかめないまま、長い時間をかけて、
親を憎む心が凝り固まってしまったのではないか。



― 事件の根はどこにあるのだろうか。  
価値観の違いから生じる親子の対立など
思春期の問題を一緒に乗り越えられなかったところから
始まっているのではないか。
  
加藤容疑者が携帯サイトに書き込んだ
『親に捨てられた』などの言葉からは、大人になりきれずに
親に強くわだかまりを持ち続けている様子が感じられる。
  
他者とうまく関われないのは、友人や教師との関係もそうだが、
家族間で共感したり互いに認め合ったりする経験が乏しかった
からではないだろうか。
  


― 家族の結びつきが弱まりつつある中、どんな解決策が
あるだろうか。
  
たとえ家庭内でそうした経験が積めなくても、
一定のコミュニケーション能力を磨けるように、
学校教育などでも、自分の感情をうまく表現する
トレーニングを取り入れる必要があると思う。


                       淀屋橋心理療法センター所長
                           医師 福田俊一氏

       
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