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陸上部仕込みの制球力
2008年06月12日 (木) | 編集 |
ロッテの先発として、3勝をマークしている新人唐川。
彼の特徴はベテラン顔負けの制球力だが、
  
その土台となる下半身は、
金メダリストを生み出した陸上部で鍛えられている。
  


唐川は、千葉・成田高校の出身。
もちろん、野球部に在籍していたのだが、
1年の秋、
尾島治信監督のアイデアで、女子マラソンの増田明美、
ハンマー投げの室伏広治らを生んだ
全国トップレベルの陸上部に預けられることになった。
  
監督は、振り返る。  
『たまたま、陸上の先生と一緒に唐川の練習を見ていたら、
 「もったいない」と言われた。
   
 要するに、体がうまく使えていないと。
 その一言で、「じゃぁ、おまえ、見てくれよ」と』―。
  
他部への“一時移籍”という斬新な強化策は、
その時から、始まった。
  


唐川は冬場の3ヶ月間、週3回のペースで陸上部で練習。
ハードルを歩いて越え、くぐるメニューなどをこなし、
主に足の付け根の筋肉を鍛えたという。
  


迎えた春のセンバツ。
2年生エースの唐川は初戦で、いきなり完封。
  
『見たこともないピッチングだった。
 ステップ幅が広がって、軽く投げてもボールがいく感じ』―。
監督は、陸上トレの成果に驚いた。
  


高校の部活動で、部間の垣根を越えて協力し合うケースは珍しい。
プロ野球では専門的なトレーニングコーチがつくが、
高校の場合、肉体強化の面で陸上部のアドバイスを受けることは、
確かに有益だ。
尾島監督は、その点、かなり柔軟な思考を持っている。

『私の指導で足りないものがあるなら、
 頭を下げても、教えてもらおうと思っている。
 バスケットボール部の足さばきなんかも、
 内野の足さばきに応用できると考えています』―。


唐川の与えた四球は、6試合でわずかに4。
18歳の精密なコントロールが、高校の部活のあり方にも、
ヒントを与えているような気がする。


                     読売新聞 『熱視線』より
                               荒井秀一氏
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