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『中年の星』
2008年06月11日 (水) | 編集 |
『中年の星』とは、この選手のことを言う。
2年間のブランクを乗り越え、米大リーグ・ジャイアンツの
藪投手が“復活”を果たした。


1968年生まれの39歳。
9月28日に40歳の大台に乗る。
一昨年、巨人を退団してパイレーツでメジャーデビューした
桑田とは同じ年。
巨人と阪神のエースでしのぎを削ったライバル同士でもあった。
だが、『中年の星』として脚光を浴びた桑田のメジャー挑戦に比べ、
藪のそれは“惨め”なものだった。


2005年に阪神を飛び出し、アスレチックスと契約したが
1年で解雇。
翌06年はロッキーズと契約も開幕直前の最終カットで
フリーとなり、メキシカン・リーグでプレーした。
昨年はどの球団とも契約できず、所属球団のないまま、
1人で孤独のトレーニングを積んできた。
練習相手もいない。
ときには壁にボールをぶつけて投球練習をしなければならない
ときもあり、
『さすがにメゲそうになった』と本人も述懐する。


『アイツは外角のボールの出し入れができるから、
 メジャーで成功する』と言ったのは、
阪神時代に藪をよく知る楽天の野村監督だった。
ノムさんの見識を証明するように、今年は招待選手から這い上がり、
2年ぶりにジャイアンツと契約。
貴重な中継ぎとしてここまで22試合に登板、
2勝2敗で防御率2.10と好成績を残している。
結果を見る限り、桑田がパイレーツで残した数字
(19試合で0勝1敗、防御率9.43)を
はるかに上回る“成功”を収めているのだ。


『阪神のエース』という栄光を経験したエリートが
リストラにあい、路頭にも迷った。
それでも諦めずに這い上がって、小さくとも、
自分にとって価値のある光をつかんだ。
これこそ本当の『中年の星』として、
もっともっと脚光を浴びていいはずだ。


              サンケイスポーツ 『球界インサイドリポート』より
                                     鷲田康氏
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