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わざと詰まらせてヒットにする打ち方とは?
2008年05月14日 (水) | 編集 |
週間ベースボールより。
『ベースボールゼミナール』 Q&Aコーナー。


Q)イチロー選手がテレビのインタビューで、
  『打球をわざと詰まらせてヒットにする』と話していました。
  そういう打ち方があるのですか?
  具体的に、どんな打ち方をしているのでしょうか?
  
                          (群馬県・18歳) 
  

A)これはイチローの技術の高さを表す言葉ですね。
  並みの打者には理解出来ないし、その言葉に振り回されたら、
  バッティングがおかしくなってしまいます。
  
 
  『詰まらせる』とは、ボールを長く見るために
  ミートポイントをより近くする、という意識から出た言葉だと
  思います。
  
  ボールを引き付けるほど、打球は詰まります。  
  しかし、『詰まらせる』と『詰まる』では大きな違いです。  
  『詰まる』では、単なる凡打に終わってしまいます。  
 
  詰まらせても打球を強く弾き返せる回転力とか、 
  巧みなバットコントロール、また、ギリギリまでボールを
  見極める動体視力が備わっているイチローだからこそ
  できることであって、これは極めて高度なテクニックを
  表現した言葉なのです。
  

  イチローくらいの技術があれば、相手の守備位置や、
  その守備範囲を考え合わせて、打球方向をイメージして
  打席に立っていると思います。
  そして狙ったところに打ち返すだけの技術も備えています。
  それがあるから、わざと詰まらせて狙ったところに
  打球を落とすことができるのです。
  そのためには相当な練習が必要です。
  詰まったときの飛距離、ヒットにするためのバットの角度を
  身に付けるほどのものです。


  詰まらせてヒットにするには、ヘッドを遅らせて、狙った方向に
  飛ぶ角度でバットが入るよう、
  ミートポイントにバットを出していきます。
  それに加えて詰まっても打ち返せるだけの体の強い回転や、
  正確なバットコントロールなどの技術が備わっていれば、
  この『詰まらせる』という打ち方ができるのです。
  それがなければ、とてもできることではありません。


  ミートポイントを投手寄りにして打つだけなら、
  それは簡単なことです。
  しかし、0コンマ何秒、0コンマ何㍉の単位にこだわって、
  ボールを引き付けてミートしていく。
  ボールを引き付ければ、引き付けるだけ、
  狙ったところに打球を飛ばす確立が上がります。
  
  つまり、野手のいない方向へ打てるのです。
  それだけの意識や技術、体の強さといったものが、
  全て備わって、初めてこういう言葉が使えるのです。 
 

  これは簡単に考えられない、
  奥の深い言葉ですね。
  


                        (解説・大島康徳氏)
  
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コメント
この記事へのコメント
昨年のオリンピック予選での中日の井端も1アウト2.3塁でわざとつまらせてましたね プロの技術はやはりすばらしです
2008/05/15(Thu) 08:19 | URL  | kiyo #-[ 編集]
kiyoさん、お久しぶりです。  単につまらせる、ということは子どもでも出来ますが、この計算尽くされた“つまらせる”という技術、今後注目していきたいと思っているのです。  というのも、私のブログで以前、ジャイアンツのラミレスの打球の詰まりが、今後のホームラン数減少につながる・・・という記事を書き、この大島さんの記事に興味を持って載せてみました。  “詰まらせる”というのは、技術なのか、それとも不調の兆しなのか・・・??
2008/05/16(Fri) 13:46 | URL  | kuni28 #-[ 編集]
難しすぎます プロの本当の技術です プロは木製バット使用 近年社会人野球も木製使用ですが 金属バットとはかなり別物 むかしの社会人出身の打者で成功したひとは そんなに多くないはず 大卒のほうが いいバッターが多いと思ってる 子供たちには私は 詰まるぐらい ひきつけを今指導 ボールを長く見るために
2008/05/20(Tue) 14:02 | URL  | kiyo #-[ 編集]
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