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『うそ』の次を考えさせて
2008年03月03日 (月) | 編集 |
昨日に引き続き、読売新聞で掲載されている『子どもの心』より。
今回は中学校でのお話。
筆者は、中学校の女性教諭です。


テストの点数や平均点を保護者に知らせる表がある。
子どもが反省を書き、家に持ちかえって保護者がコメントを書いて
担任に戻す仕組み。
点数が良ければ『よく頑張ったね』などと
コメントを書きやすいのだが、
悪い場合は一言書くにも苦労するようだ。
親が書いてくれなかったと、押印だけで戻してくる子もいる。


E君は今回のテストでは成績が振るわなかった。
表の保護者欄には明らかにE君の字で、
『もっと努力して欲しいと思います』と書かれてあった。
しかし、E君は『お母さんが書いた』と言って譲らない。


私は家庭に伝えるべきかどうか迷った。
保護者が書いていたら腹を立てるかもしれないし、
E君が書いていたとしても、担任と保護者で彼を追い詰めて
しまわないかと考えたからだ。
  


そんなことを気にかけつつ、E君の家庭に電話を入れてみた。
案の定、全く見ていないという。
そこで、経緯を説明し、
  
①私が学校で再度事情を聞く
②家庭では本人が話すまで黙っておく
③本人が自分から話したら、理由をよく聞いてあげてほしい―
とお願いした。
保護者も同意してくれた。
  


翌日、E君と再度話した。
観念したのか、謝ったうえで
『前回、テストの点が悪くてお母さんに怒られたから』と
自分で書いたことを認めた。
  
私は
『お母さんを裏切ったような気持ちになったんじゃないかな。
 でも嘘をついても何も解決しないよね。
 これからどうする?』と聞いてみた。
  
E君は、
『親に正直に伝える。これからはこんなことはしない』と
約束した。
  


彼の行動の陰には  
『親に認められたいと思っているのに、期待に応えられない自分が
 歯がゆい』という屈折した思いがある。
  
そんな時は『うそはいけない』と言って聞かせるだけでなく、
うそをついたことと次の行動について本人に
考えさせることが大事なのだ。

 
 

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