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広角に見て知った『やりがい』
2007年11月29日 (木) | 編集 |
 2大会連続の主将・宮本慎也内野手(37)にかかる負荷は、
 アテネ大会よりずっと大きい。
  
 選手ミーティングだけでなく、スタッフミーティングも参加。
 試合に出場しないときは一塁コーチ。
 そしてプレーヤーとして。
  

 『何もわからず(主将を)引き受けた前回とは違う。
  選ばれた以上、選手としてプライドもありますし・・・』と
 少し苦笑いしながら星野監督の打診を振り返った。
  

 葛藤が晴れたのは、11/6日の社会人・近畿選抜との
 練習試合だった。
 一塁コーチボックスに入ると、グラウンドとベンチを
 広角に見渡す、初めての光景があった。
  
 『今のプレー、サインでベストだったのか、考えながら見た。
  試合に出ないベンチの選手が、笑顔で話しているのも
  気になった。
  本番までの残りの時間で、チームの密度を高めていく
  “やりがいのある仕事じゃないか”と
  思えるようになった』―。
  

 心の視界が開け、星野ジャパンで自身が置く軸足の
 位置は決まった。
 チーム作りには、野球人としての経験をフルに生かす。
  

 神戸での自主トレでは、
 1人だけチームバスに乗らなかった。
 球場に到着すると、ひと汗流したあとの主将が、
 待っていた。
  
 『これだけのメンバー。
  言ってもなかなか・・・。
  まずは態度で示そうと思った。
  口だけで動かないベテランって嫌でしょ』―。

 和やかな雰囲気に苦言を呈すこともあるが、
 狙いももちろんある。
  
 『決め事を確認する投内連係は、最も大切な練習で、
  引き締めなくてはいけない時間帯。
  でも各自のフリー打撃などは、
  そんなナーバスになる必要はない。
  WBCは“絶対勝たなくては”の思いが強すぎ、
  追い込みすぎて苦労した。
  メリハリが大切ということ』―。
 経験則から導いた結論だ。


 勝負の世界に長く身を置く男の本能が湧き出す。  
 『高校球児のように、どれだけ多くの選手が
  ヘッドスライディングで飛び込めるか。
  日本の五輪野球は金メダルからスタートした。
  金メダルで終わるしかない』―。
  

 背番号にそんな決意が詰まっている。
 長嶋茂雄アテネ五輪監督は、志半ばで病に倒れた。
 『3』は欠番。
 『あくまで星野ジャパンだけど、いいかなぁと思って』―。
 『3』番とヤクルトでの背番号6を合わせた『36』を
 背負うことに決めた。
 
  
  
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