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ヤンキースを語る
2007年11月05日 (月) | 編集 |
 サンケイスポーツ3回連載の第2回。
 『松坂大輔 夢の途中』より。
 今回は『ヤンキースへの対抗心』を語る。


≪雰囲気に圧倒≫

 1920年、レッドソックスが金銭トレードで
 ベーブ・ルースをヤンキースに放出し、両軍の対立関係が
 激化。
 レッドソックスはバンビーノの呪いにあい低迷してきた。
 04年に86年ぶりの世界一に輝いたが、
 今でもこのカードはスタンドも異様な興奮の中、
 熱戦が繰り広げられている。

 『両チームがライバル関係と言われるのが分かった。
  (観客の)反応はすごいものがあった』―。
  

 4月20日。
 初のヤンキース戦をベンチで体感した松坂は、
 雰囲気に圧倒された。
  
 だが、敵対関係は感じたものの、
 投球は別とクールに構えた。
 特定の打者や球団を意識し過ぎると力みが生じ、
 冷静さも欠く。
 そんな警戒心から、
 『ヤンキースを特別視することはない。
  どのチームも同じ』というスタンスを貫いてきた。
  

 そんな松坂に心の転機が訪れたのは、
 今季最後のヤンキースタジアムでの対戦となった
 8月28~30日の3連戦。
 初戦に先発した松坂は、5回にヤンキースの
 デレク・ジーター内野手(33)に、
外角のカットボール
 (140㌔)を右中間スタンドに運ばれた。
 絶対に打たれるはずがない、コース、球威ともに
 納得のいくボールだった。
  
 ベンチにいた前田高典トレーナー(46)が、
 『仕方ない。向こうが上だったよ』と慰めると、松坂は
  
 『それは言ってはいけません。
  (上だと)認めると目標が無くなります』と
 珍しく語気を強めた。
 このときこそ、松坂の中に“打倒ヤンキース”の
 熱い気持ちが芽生えた瞬間だった。
  

 それからは徹底してヤンキースにライバル心を燃やした。
 2戦目では球場の大型ビジョンに、観戦に来ていた歌手の
 ポール・マッカートニーの姿が映し出された。
 試合後、松坂は
 『彼がヤンキースのファンだったとは知らなかった』と、
 iPodにダウンロードしていた同歌手の曲を削除している。
 ヤンキースへの対抗心は一層強くなっていった。
  

 今季、松坂の対ヤンキース戦成績は4試合2勝1敗、
 防御率6.12。
 満足のいく数字ではなかった。
 “打倒ヤンキース”こそ、レッドソックスの宿命。
 身も心もレッドソックスの一員となった松坂が、
 来季もライバル相手に熱い投球を見せる。

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