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スポーツ中継 本質軽視の風潮
2007年10月17日 (水) | 編集 |
 読売新聞スポーツ欄に『オープンスタンス』というコラムがあり、
 このところ過熱し過ぎなスポーツ番組の本質を問う
 文面が載せらていたので、紹介したいと思います。
 

 経済学の授業で『悪質は良質を駆遂する』という法則を
 習ったものだが、テレビのスポーツ中継が最近、
 そんな状況だと感じるのは筆者だけだろうか。


 先週行われた世界ボクシング評議会(WBC)のフライ級
 タイトル戦は、挑戦者の亀田大毅が反則行為を
 繰り返すなど、質の低い内容だった。
 亀田家への批判が相次いだが、筆者の周囲では、
 放送したTBSへの批判の声の方が多かった。
 『亀田側に肩入れしている』
 『スポーツを冒瀆するような内容を、視聴率が取れる
  というだけで優先している』というもので、
 テレビ局に直接抗議した視聴者もかなりいたようだ。


 テレビ界では、視聴率が高ければ番組が支持されている
 と見るのが常識のようだが、実際は、番組への評価は
 それを見た後でなければ出せないもの。
 『視聴率=視聴者の支持』ではないのは明らかだが、
 今回のように番組に不満がある視聴者が多いのに、
 視聴率を根拠に『支持されている』と
 勘違いする例が絶えない。

 TBSは、以前にも亀田家に異様に肩入れする放送で
 世論の批判を浴びたが、今回も視聴者を惑わすような
 手法が目立った。
 19時から地上波放送が始まったが、
 『試合はこの後すぐ!』と延々引っ張った末、
 試合開始は20時近く。
 プロ野球の重要な試合の放送を試合終了を待たずに
 簡単に打ち切る対応は、昨今の民放各局共通だが、
 それと考え合わせると、こうしたことがスポーツの
 本質を軽視する風潮を招いているように思える。


 米国のスポーツ中継で以前こんなことがあった。
 ゴルフのマスターズを主催するオーガスター・ナショナルGCが
 女性会員を受け入れないことに対し、
 女性団体が『性差別』と批判した。
 GC側は
 『私的クラブには、自らの運営方針を決める権利がある』
 と意に介さなかったが、
 女性団体はテレビ放送のスポンサーの商品不買運動を
 起こして圧力をかけた。
 結局、イメージ低下を恐れた企業が放送のスポンサーを
 降りた。
 市民が番組内容に間接的に『NO』を突きつけた例だ。


 経済原理に左右されやすい業界風土で、
 スポーツや文化等の『良質』をすくい上げるのは
 難しいのかもしれない。
 だが、視聴者を愚弄(ぐろう)するような手法をやめ、
 本質を伝える努力をしなければ、
 いつか、スポーツ番組自体が そっぽを向かれてしまう。

                         ~下田郁夫氏~

  
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