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速球磨く 未完の大器
2007年09月28日 (金) | 編集 |
 千葉・成田高校の唐川侑己くん。
 18歳、1㍍81㌢、76㌔、右投げ右打ち

 最速148㌔のエースはそこまで、この夏まだ1点も
 許していなかった。
 千葉大会で3試合目の登板となった5回戦。
 東海大浦安を相手に、試合は0-0のまま、
 延長十四回を迎えた。
 二死二塁の場面。
 178球目となる渾身の直球は、しかし、左中間に
 打ち返され初失点。
 無情にもこれが決勝点となり、高校最後の夏は終わった。
 『直球に迷いはなかった』と唐川。
 その投球哲学は明確だ。
 『投手としての魅力は、真っ直ぐが速いこと』と
 言い切る。


 野球を始めた小学3年の時、
 快速球で甲子園を沸かせたのが、横浜高校の
 松坂大輔(現レッドソックス)だった。
 松坂モデルのグローブを買い、白球を追ったのが原点だ。
 

 高校入学時の最速は130㌔程度だったが、翌春には常時
 140㌔を出せるまでに。
 昨年の選抜大会で小松島(徳島)から10三振を奪い、
 完投した。


 急成長の秘密は冬場に積んだトレーニング。
 ハンマー投げの金メダリスト、室伏広治を生んだ
 名門陸上部でハードルなどを使った練習に取り組み
 下半身強化に成功。
 リリースポイントも安定した。


 投球マシーンが発達した現在、150㌔の球を打ち返す
 高校生は少なくない。
 それでも唐川の直球が捕らえにくいのは、
 打者の手元で鋭く伸びるからだ。
 『数字ではなく、体感速度を大事にしている』と唐川。
 カーブ、スライダーも投げるが、
 『小手先のことは教えたくなかった』という尾島治信監督の
 指導も、直球の磨きを後押しした。


 同じ速球派の佐藤由(仙台育英)と比較されることも
 多いが、スカウトの1人は、
 『佐藤由は完成しつつあるが、唐川はまだまだ
  伸びしろがある』と期待する。

 『未完成の大器』という言葉が
 最も似合う逸材だろう。
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