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球種にヤマ張る米打者に制球力で勝負
2007年08月08日 (水) | 編集 |
 最近よく受ける質問がある。
 『日本で二軍にいた桑田が大リーグの打者を
  ある程度抑えられている理由は何ですか?』―。
  
 最大の理由は、日米の打者の違いだと思う。

 打者が配球を予測するのは日米で変わらないが、
 読み方と比重の置き方が違う。
  
 オリックスで投手コーチを務めた経験からも、
 米大リーグの打者は基本的に速球待ちで、
 ヤマを張る傾向が強い。
  
 日本の打者の方が、自分の読みに対する比重が低く、
 予想外の球種が来ても対応できる。
  

 打者の傾向が違うのは、
 日米の投手の制球力の差が原因だ。
  
 日本の投手は球威が無い分、さまざまな球種やコースで
 ストライクを取れる。
  
 一方、大リーグの平均的な投手は、カウントが苦しく
 なると、球威頼みの速球か、得意な変化球という
 選択になる。
  
 日米どちらの配球が読みやすいかは明らかだ。

 確かに桑田には、全盛時のような球威はないが、
 どんなカウントからでも思い通りの球種とコースで
 ストライクを取れる制球力がある。
 大リーグの打者にヤマを張らせない頭脳、何を待っているか
 見抜く観察力や洞察力もある。
  
 日本ではスーパースターだが、米国では
 『小柄な39歳の中継ぎ右腕』としか
 思われていない点もプラス。
 試合前にビデオで研究されていないこともあったはずだ。
  

 最近は『レインボーカーブ』を警戒されるようになって
 きたものの、それを逆に利用できる力を
 桑田は持っている。
 大リーグの打者の方が、ヤマを張るという傾向を
 思い出して欲しい。
  

 カーブを待っていると感じれば、ボールになるカーブでも
 空振りさせられるし、速球で裏をかく手もある。
 相手が研究してきたときこそ、
 桑田にはチャンスだ。


 サンケイスポーツ 8/7日付け
    『MLBロッカールーム ジム・コルボーン投手コーチ』
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