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負けさせたらいかんのだ(3)
2007年07月25日 (水) | 編集 |
 さて、大垣日大に来て3回目の夏がいよいよ始まった。
 強豪校と試合をすると二桁失点の連続だった
スタート当初は、もうはるかに昔のこと。
 地域住民の大きな期待を受けて、夏の甲子園出場を狙う。
  
 『野球部以外の生徒たちからも、また甲子園に連れて
  行ってね、と言われる。
  センバツに出場して、学校が驚くほど変わったんです。
  目に余る生活態度の生徒が多かったんですが、
  それがほとんどいなくなった。
  学力も上がってきた。
彼等は多くの人と関わる甲子園の
  スタンドで応援してみて、改めて気付いた。
  今の自分はこんな風でいいのかしら、とね。
  球児だけではなく、一般生徒、教員までも感動させた
  甲子園は、本当に素晴らしいところです』―。
  

 試合については、勝ちたいというよりも、  
 “負けさせたらいかん”という思いでいる。
 負けさせたら泣くのは自分。
 自分の指導のどこがまずかったのか、考えれば考えるほど
 涙が出て、これまでも人知れず涙してきた。
 そしてその涙の蓄積は、選手への限りない愛情と、
 責任感の歴史でもある。
  

 『情、誰にも負けない。面倒見、日本一。
  僕の自慢は、過去一度も浪人を作ったことがない。
  東邦でもここでも、みんな希望の大学や企業に
  入れました。だって、子供がそこへ行きたい、と
  言うんだもの、何とかしてやらないかんでしょう。
  気持ちがなければ出来ないことですよ』―。
  

 鬼の阪口が・・・と思わず絶句したら、ニコッと笑って
 こう言われた。
 『鬼って皆さん言うけど、発音が違うんだよ。
  オニ↑じゃなくてオ↑二。
  二を下げる。なんか優しく感じません?』―。
  

 そんな阪口監督の、指導者としての思いが最もよく現れて
 いる場所がある。
 学校から車で15分ほど離れた場所に新設された
 左翼100㍍、右翼90㍍、中堅122㍍の立派な専用球場。
 そのレフトフェンス後方に、2つの記念碑が楚々として
 建っている。
 監督1年目、2年目にそれぞれ送り出した部員の名が
 刻まれており、2年目にあたる平成18年度卒業生の
 記念碑には、こう記してあった。
  

 “空のように海のように成長した12名”―。  
  
 『大きく立派に成長してくれた子供達をどう表現したら
  いいのかしばらく悩んで、ある時ハッと頭に浮かんだのが
  この言葉。1,2年目の選手は今の3年生に多くが
  レギュラーを取られたんだが、上級生が下級生をとても
  かわいがって大事にしてくれた。
  これこそが伝統になる。
  感謝の気持ちを心から表現したかった』―。
  

 この夏が最後となる3年生には、どんな言葉をプレゼント
 するのだろうか。
 阪口監督と共に、3年間歩んだ選手達である。
 万感の思いで建てられるであろう新たな記念碑を、
 また是非見に行こう―。



 輝け甲子園2007夏季号 『監督と甲子園』より
                文・藤井利香   


 春のセンバツを見て、大垣日大の阪口監督を一目ぼれして
 注目してきました。
 息子の先輩にもあたる高校生らとは、たまに会話をしたりして
 近くに感じる機会も多く、思うことは、皆とても繊細で優しい。
 “オレが!!”みたいな成り上がり的な勢いのある子は
 少なくなってきている。
 高校野球を続けている息子の先輩もいますが、
 私達の時代より指導者としては育てにくい子どもが
 多いのでは、と思います。
 昨日も息子のチームメイトら6人を連れて、私の母校J学院の
 練習を午後見学に連れて行きましたが、
 “こんちきしょう!!”みたいな勢いが全く見受けられず、
 (1軍は今日の準決勝の準備の為、午前練習のみで、
  午後練の見学時は2軍でしたが)
 這い上がってやる~!!みたいな勢いを全く感じられません
 でした。
 
 その時代時代で教える側も対応を変えていかなければ
 ならないという、指導者の適応能力によって、
 選手が伸びるかどうか、左右されるのでしょう。
 “鬼の阪口”が“仏の阪口”に。
 ひとつのケースとして、載せてみました。 
  
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コメント
この記事へのコメント
昨日は、息子の野球のチームメイトらを連れて、バッティングセンターやゲーセン、ボーリングなどを楽しみ、その後私の母校J学院の練習見学にも連れて行きました。  間近に高校生のプレーする姿を見て、みんなの心に火が付いたようでv-41夕方からは、うちでバッティング練習をしました。  来月4.5日のL杯の決勝リーグに備え、みんな気合い入りまくりでしたv-91v-352    子どもらと一緒に過ごせる時間が貴重で、幸せです。  今年の夏休みも、息子や友達みんなと たくさんの思い出を作りたいです。  まずは、L杯優勝v-20v-352目指しますv-219
2007/07/25(Wed) 11:36 | URL  | kuni28 #-[ 編集]
J学院甲子園関東1番乗りおめでとうございます。
勇汰君家でバッテイング練習出来るのも凄いですね。
野球教えてあげたいけど、5年ブランクが有るのと
勇汰君のコーチと教え方が違うと問題が起きるので静観しますが
少しだけ現役(コーチの)復帰の気持ちが起きました!
2007/07/27(Fri) 09:11 | URL  | daiya #-[ 編集]
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