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二人三脚で超える 松坂最後の壁
2007年07月13日 (金) | 編集 |
 この数ヶ月、さまざまな試行錯誤を繰り返しながら
 自分を取り戻そうとしてきた松坂。
 そして今、彼はもうひとつの壁を乗り越えようと
 している。
 完全なる松坂への最後のピースともいえる壁・・・。
  

J・バリテック)私のサインにダイスケが首を振るケースがある。                        どうしてなのか、プロセスを知る必要がある。   

 自分流の調整を貫き、一時の不振から脱出した松坂。
 しかし彼に最後に残された課題は、自分だけで解決できる
 ものではなかった。
 それは、実戦でしか克服できないもの。
 キャッチャーとのコミュニケーション―。
  

J・バリテック)私は試合になったら野球の知識は信じない。
       目の前で起こっていることだけを
       信じるようにしている。
       だから私のサインにダイスケが首を振ることが
       目の前で起きたら、それはとても重要なことだ。
  

 松坂とバリテック―。
 お互いが強力な存在でも、2人は出会ってからまだ半年にも
 満たない。
 発展途上だけに調子が上がるにつれて、松坂がサインに
 首を振る回数が増えている。
 試合の局面で考えの違いが現れてきているのだ。
  

J・バリテック)例えば私がチェンジアップがダメだと思うと
       しよう。でもダイスケはいいと思っている。
       もちろんサインに首を振るだろう。
       その時のダイスケがナゼそう思うのか知りたい
       と思っているんだ。
  

 なぜ松坂が首を振ったか、そのプロセスが知りたい―。  

 一見強面のバリテックだが、新人・松坂の考えを理解しようと
 している。
 
  
J・バリテック)もしも意見が合わなかったら?
       どんどん話すしかないだろう。
       私がその時しなければならないのは、その球種を
       選択した裏には何があるのかを伝えることだ。
       理論の裏づけをしないと、納得しないだろ?
  

 一方の松坂は  
 『基本的な配球はバリテックに任せています』―。
 それでも松坂は、納得できないサインもあるけど
 相手バッターを知らないので、半信半疑です―。
 と、率直な感想も漏らしている。
  

 
 このことに関して相手バッターの特徴をノートにまとめる
 研究家、エース・シリング投手は、こう話す。
  
 『若い投手は、たいてい捕手の意見を聞くものだけど、
  ダイスケは既に偉大な投手だ。
  二人はキャンプからよく話していたし、
  コミュニケーションに問題はない。
  時間はかかるんだよ。ここはメジャーリーグなんだ!』―。
  


 キャンプ中からコミュニケーションを取ることに
 時間を割いてきた二人。
 しかし実はシーズン前バリテックも
 こんなことを話していた。
  
 『配球はスプリングトレーニングで完成するものではない。
  意味ある試合を経験してシーズンに初めて完成する
  ものなんだ』―。
  

 松坂とバリテックは今、ようやくそのレベルに。
 すなわち、試合を通してのコミュニケーションによって
 配球を完成させ始めたのだ。
 
 
 象徴的だったのは先月の松坂対ボンズの局面だった。
 敬遠の支持に苛立ちを感じている松坂の元へ
 すぐさま駆け寄ったバリテック。
 続く2度目の対戦では、松坂の気持ちを察するように
 気持ちよくストレート勝負で挑ませた。
 しかし、ピンチで迎えた第3打席では、一転して変化球攻め。
 前の打席でストレートしか見ていなかったボンズは、
 初めて見る松坂の変化球に、あっけなく凡退したのだ。
  

 
 松坂の性格、経験を尊重しつつ、自身の豊富な経験で
 試合に臨むバリテック。
 未だ発展途上のバッテリーは、これからも
 コミュニケーションを取りながら、更なる高みを目指す。


 
J・バリテック)ダイスケがサインに納得しない時もあるだろう。
       でも、それはそれでいい。
       勝つ為に総合的に判断してリードするのが
       私の役目だよ。  


 

    
 
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