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球界一のエコ球場
2007年07月09日 (月) | 編集 |
 東北楽天の本拠地、フルキャストスタジアム宮城で、
 福盛弁当と高須弁当が発売された。
 これらの弁当には、これまでにないある特典が付いていた。
 福盛弁当には捨てずにずっと使えるプラスチック製はし。
 高須弁当には買い物に便利なエコバック。


 選手が自発的にこうした弁当を発売したのは、
 球団側や球界が積極的にエコ活動に
 取り組んでいるからである。


 地球の温暖化など、環境問題が社会問題となっている現代。
 Jリーグなどスポーツ界でもエコ活動に取り組むチームや
 団体が増えてきているが、
プロ野球チームでは
 取り組むチームが少ないのが現状。

 しかし、東北楽天は3年前の球団発足当時から、
 積極的なエコ活動を展開。

 球団職員と市民による、球団周辺の清掃活動など、
 ファンに対し救助活動を行うことで、
 地球に優しい球場作りを目指してきた。


 それは先に仙台をホームタウンとしてエコ活動に力を
 入れていたJリーグ・ベガルカ仙台の存在。

 そして実際に、現場で作業を行うスポーツボランティアが、
 地域に根付いていたという、仙台特有の土壌のお陰。

 
 『直接のきっかけになったのは、地元仙台のベガルカ仙台や
  ワールドカップがあった時のその組織、あるいは
  キリンカップのような大会の時のボランティアの集まり
  というのを参考にしましたが、球場でエコ活動をやるのは
  今回が初めてだったので、やはり最初の2年くらいは
  手探り状態で運営していました』―。 

 (フルキャストスタジアム宮城・堀江隆治球場長)
 
 現在フルキャストスタジアムは、エコステーションと
 呼ばれるゴミ回収の場所が5ヶ所設けられている。
 ここでボランティアスタッフの協力のもと、
 全てのゴミの分別を行っているのだ。

 ゴミ分別の一番の狙いはリサイクル。
 紙ゴミは段ボールや再生紙に。
 紙コップはティッシュやトイレットペパーに。
 そしてプラスティックはRTFと呼ばれる
 石炭に変わる燃料にリサイクルされ、
 主に工場で使用されている。
 エコステーションでは、リサイクルの内容を分かりやすく
 表示し、よりファンの分別の意識を高めているのだ。


 ファンにも分かりやすく、分別がスムーズに行われるよう、
 さまざまな工夫もなされている。

 球場内の売店は全て球団指定の容器に統一されている。
 例えば、それまで売店によって存在のまちまちだった
 どんぶりの容器を全て紙の物にするなどし、
 現在ゴミの分別率はほとんどの試合で100%となっている。


 『地元のファンの方たちは、もう3年目ですから、
  ほとんど定着したといってもいいと思います。
  自らも分けて来て下さります。』

 (ボランティアスタッフ・小野武彦さん)

 『いつも球場に来て下さる方々がエコ活動を通して
  お客さんと球団、球場をつなぐ ひとつの架け橋になって
  頂けるのかなと思います』―。
 (球団長)

 3年目にして完全に起動に乗ったゴミの分別。
 今、さらに球団が目指しているのは、
 全体のゴミの減量とリサイクル率をよりアップさせる努力。
 その対策のひとつとして、去年から始めたのが

  マイカップ制度導入。
あらかじめ指定のカップを購入し、そのカップを持参して
 飲み物を購入すると、割引になるというサービス。
 これにより、紙コップのゴミは削減。
 よく球場に通うファンの間で定着した。

 そして去年までは燃えるゴミとして捨てられていた割り箸も
 今年からはリサイクル。

 割り箸3膳でA4サイズの紙1枚になるという。
 こうしたさまざまな努力の甲斐あって、
 リサイクル率は年々アップしてきている。


 『観衆は増加しているにもかかわらず、ゴミの量は
  減少してきている。
  リサイクル工程に載っているゴミの量は約38%
  (1年目は36%)あるというのが今の実績です』―。

 (球団長)


 連日多くの地元の子供達が詰め掛けている
 フルキャストスタジアム。
 7回の攻撃前、恒例となっている光景がある。

 飛ばされたジェット風船を子供達が回収。
 10個集めるとシールと交換できるのだが、
 この風船もRPFという燃料にリサイクルされる。
 子供達のこの働きも立派なエコ活動となっているのだ。


 『学校の場だけが教育の場所じゃないですから、
  子供達にもしっかりとした
  社会常識というものを、少しでも感じて帰ってもらえれば
  一番いいですけれどもね』
―。(野村監督)

 今後、エコ活動に関してまだまだ進化を遂げる
 フルキャストスタジアム。

 夏には食品リサイクル法に基づいて、
 食べ残しや加工品などのゴミもリサイクルする予定。
 こうした活動は他球団にも大きな影響を及ぼしている。


 『他球場の方にも色々とお取り寄せ、あるいは視察など
  受けているので、世の中の流れにその環境対策という
  所に動いているので、我々が掴んだノウハウを
  是非とも他球場で広めて頂ければと思います』―。

 (球団長)

 『12球団ありますが、私が見る限り、プロ野球が発展
  する為にファンを増員する為に努力しているのは、
  楽天が一番じゃないかと思います。
  長期に渡って続けていって欲しいですね。
  “継続は力なり”ですね』
―。(野村監督)



 
 エコ問題というのは、知らない人がいないくらい
 今、社会問題となっていますが、
 球団が取り組むことによって、また関心が高まると
 思います。
 また、球場でやることに“価値”が上がると思います。
 大人から子供まで色々な人が来て、現場を見ることで、
 どんどん広がっていくし、
 契合活動に非常に大きな影響を与えると思います。
 子供達にエコ活動の姿を見せる、教えるということは、
 これから先の子供達に、あたりまえとなっていく
 “よい習慣”に結びつくのではないでしょうか。 
  
  

 
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