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躍進の陰に“城島流”改革
2007年07月04日 (水) | 編集 |
 『今年はちょっと違うぞ・・・』―。
 記者席ではそんな声が聞こえてくる。
 3年連続地区最下位だったマリナーズが現在ア・リーグ
 西地区で2位に付けている。
 記者にはその陰にメジャー2年目の城島ありと映った。 

 ワシュバーンという先発投手がいる。
 06年にエンゼルスからマリナーズに移籍し8勝を挙げた
 32歳の左腕だ。
 6月17日、アストロズ戦で3回6安打7失点で壮絶に
 KOされた。
 だが、6日後のレッズ戦では8回1失点と
 見違えるような好投を見せた。

 『この前とはピッチングスタイルを変えたんです。
  彼はいつも内、内って行きたがるタイプ。
  だから不利なカウントになって投げた内角のストレートを
  打たれていた。これしかない、っていうんじゃなくて
  アウトコースにもイイ球があるんだから、
  それを使っていこうと』―。

 城島はこう説明した。

 実はレッズ戦の開始前に、ワシュバーンが
 相談にやってきた。
 その時に投球スタイルの変更を提案したのだという。
  
 先発交代のメドが100球というメジャーでは、
 投手は最初から一番いい球を多投する傾向にある。
 ただ単調になれば連打の危険をはらむ。
 そこで決め球への布石を打ちながら配球する
 日本流をミックスしたのだ。
 打たれた後だったから、余計に説得力があった。
  

 城島のリードのモットーは、
 “打たれた球をどう生かすか”だという。
 ワシュバーンだけではなく、どの投手も毎回投球内容に
 変化が見られる。
  
 投手が投げたい球を投げる傾向の強いメジャーで
 “城島流”を浸透させるには、打たれた後がチャンス。
 打たれた投手に欠点を説明し、実践して結果を出す。
 その地道なプロセスを踏んでいるからだろう。
 城島が密かに着手してきた改革が、マリナーズを変えた
 のかもしれない。
  

 ~ニッカンスポーツ 6/29日付け 
    『鈴木忠平のシアトルの風』より~
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