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グライシンガーの魔球
2007年07月02日 (月) | 編集 |
 来日1年目のヤクルト、セス・グライシンガー投手(31)。
 来ると分かっていても対応できないチェンジアップが、
 相手の脅威となっている。
  
 不思議と打てないグライシンガーの“魔球”に迫った。


 一見すれば制球のいい技巧派タイプで、攻略は難しくないと
 思わせる。
 それでもグライシンガーが大崩れしたゲームは一度も無い。
 4勝を荒稼ぎした交流戦は、背中を痛めなければ、
 日本ハム・グリンの最多5勝にも迫る勢いだった。
 好投を支えるのはチェンジアップだ。
 
 8勝目を挙げた先月23日のロッテ戦では、
 8回3失点。
 2安打の根元はベンチの声を代弁した。
 『腕の振りがまったく一緒で、直球と思って振りにいったら
  “アレ?”という感じ。
  腕がしっかり振れているので、チェンジアップも
  抜けてくる』―。

  
 チェンジアップは速球を抑えるため、速球と同じように
 投げても腕の振りがどうしても遅くなりがちだが、
 グライシンガーにはない。
  

 頭で分かっていても、タイミングが合わない。  
 4番サブローの第一打席が印象的だった。
 直球と思って早くスイングしてしまい、ヘッドを返そうとした
 バットの先っぽに当たり、どん詰まりの二ゴロに
 打ち取られた。
  
 首位打者の経験がある福浦も
 体勢を崩されて4打数無安打。
 打者の右左に関係なく威力を発揮する。
  
 
 握り方は独特だ。
 ボールを中指と薬指の間に挟み、シンカー気味に
 変化しながら減速する。
  

グライシンガー)昔はサークルチェンジ  
       (親指と人差し指でOKサインを作るように
        握るチェンジアップ)
だったけど、
        試行錯誤して今の形になった。
        チェンジアップを生かすために一番
        大事なことは、直球をコーナーに投げ分ける
        コントロールだよ。
  

 四球の数は規定投球回数到達者ではリーグ最少の11個。
 開幕から30イニング連続無四球も記録した。
 捕手の福川が、
 『どんな球種でもストライクを取れる』という  
 抜群の制球力が、チェンジアップをより効果的に見せる。  

 更に対戦した打者の特徴や配球を、試合中のベンチで必ず
 メモするクレバーさもある。
 研究される2度目以降の対戦でも、145㌔前後の直球と、
 約20㌔遅いチェンジアップを絶妙に組み合わせ、
 的を絞らせない。

 直球と変わらない腕の振り、そして制球力。
 チェンジアップに欠かせないシンプルな要素を、
 グライシンガーは高いレベルで身に付け、
 “魔球”へと昇華させた。
  

 昨年は韓国で14勝を挙げた右腕。
 外国人獲得に定評のあるヤクルトが、また掘り出し物を
 見つけてきた。
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