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母が見た佑ちゃんの成長
2007年06月10日 (日) | 編集 |
 空前の大学野球ブームの立役者となった斉藤を
 陰で支え続けたのが母しず子さんだ。
 4月の入寮以来、毎朝続けているモーニングコールで
 叱咤激励し、家族の食事会では栄養バランスに気を使ってきた。
 想像を絶するプレッシャーの中で投げ続け抜いた息子の
 成長を振り返った。

 ~手記~

 甲子園から神宮へ舞台を移し、まさか1年春から4勝
 できるとは思ってもいませんでした。
 佑樹もこういう展開になるとは想像もして
 いなかったと思います。
 周りの期待が大きく、勝って当たり前というか、
 そういう雰囲気の中で、本当によく頑張ったと思います。
 先輩達と練習させていただき、地道なトレーニングを
 続けてきた成果なのでしょうか。

 常に話しているのは、
 『今まで通り佑樹らしく常に謙虚さを持っていくんだよ』  
 ということです。
 投手はとかく、いい時は持ち上げられて、悪くなると
 たたかれます。
 ですから1つ1つ確実に学んでいき、周りに振り回されず
 マイペースで目標に向かって進んでいってもらいたいと
 思います。
  

 振り返ってみると、4月に入寮してから精神的にも
 大変だったと思います。
 大所帯で上級生と一緒に生活していくわけですから
 遠慮や気遣いもあったでしょう。
 でも、私が聞くと、答えはいつも
 『大丈夫』―。
 高校までは兄と2人暮らしで、週末には下宿先を訪れて
 佑樹の好きな豚汁やすき焼き、カレーライスを作っていました。
 今は料理を作ることも出来ません。
 寮に入ってからフォローの仕方も変わってきています。  
 今やっていることは、毎朝、寮で上級生を起こすのが
 下級生の仕事なので、佑樹が寝過ごさないように
 朝6時40分にモーニングコールしています。
 佑樹の『おはよう』の一言で、その日の体調や、
 ぐっすり眠れたかなどを感じ取っています。
  
 試合のある日は、どう声を掛けてリラックスさせたらいいか
 気を使いますね。
  
 特に今朝は(6月3日)『ピンチは必ずあるから、
 チェックポイントを思い出して。甲子園の再現になるよ

 と励ましました。

 佑樹の表情が明るくなったな、と思ったのは開幕戦の
 東大戦後だったと思います。
 『創部以来初の1年生開幕投手』  
 というプレッシャーと、周囲の大きな期待の中で、
 役割を果たして1勝できたことで自信を掴んだのでしょう。

 その後の法大戦では初タイムリーを打つこともできました。
 苦しい試合展開だったので、
 『まぐれでもいいから打って!』と祈っていました。
 バッティングは好きで、よく
 『今日は打撃の調子が悪い』なんて言うんです。

 ウイニングボールは寮の部屋に置いてあると思います。
 『お父さんやお母さんにプレゼントする必要はないからね』
 と、前もって話していました。
 入学直後の大変な時期に、苦しみながら挙げた4勝は、
 重みがあると思います。
 佑樹がそれを見て、今後の野球人生の励みにして欲しいと
 思います。
  

 心配なのは、リーグ戦が始まってから体重が70㌔まで
 落ちてしまったことですが、睡眠で体力を取り戻している
 ようです。昔からよく寝る子でしたから・・・。
  
 家族で外食に行くと、ウナギの肝焼きやユッケ、馬刺しなど
 今まで食べられなかったスタミナ満点のメニューを好んで
 食べる姿を見て、“大人になったなあ”と思ったりします。
 佑樹の好きな中華料理店にも足を運びます。
 普段不足気味な野菜料理をオーダーします。
 バランス良く食べて栄養をつけてもらいたいですから。

 最近は家族で食事に行くことも なかなか難しくなって
 きました。
 やはり個室のあるお店じゃないと落ち着いて食事も
 できませんし。
 今色々とマスコミで取り上げられていますが、
 私達親の前では『子供の頃の佑樹』のままです。
 親に甘えた表情を見せたり、ちゃめっ気たっぷりです。
 母の日には、自分のサインに『母の日のプレゼント』と
 書いて渡したり。
 それだけかと思ったら、当日カーネーションが
 郵送で届いてビックリしました。
 こっそり送ってくれたことを思うとホロリときちゃいました。
  

 
 昨秋にはプロアマの選択で悩んだ時期もありましたが、
 今は『大学を選んで良かった』と家族で話しています。
 色々な面で順調にきているので。
 お客さんもこんなに入るとは思ってもいませんでした。
 ただ、これだけ騒がれて本人もありがたいと思う半面、
 責任感や普通の生活が出来ないという、不自由さを感じて
 いる面もあります。
 そういう時は
 『佑樹を多くの人が支え、応援してくれている。
  これからも気負うことなく今まで通りにやっていこう

 と話しているのです。 


 佑樹の野球人生はまだ始まったばかりです。
 今後4年間かけて1つ1つ積み上げていってほしい。
 技術だけでなく人間的にも成長してほしいと願っています。


                   ~斉藤しずこさん~

 親として見本となる斉藤佑樹投手のお母様の手記です。
 根本的な考えは親として当然の思い、考えであると思います。
 母親として、子に何をすべきか―。
 とても必要な“親心”だと思います。
 温かい家庭に育ち、ご両親の信念の強さが、今の“斉藤佑樹”を
 作り上げたのだと思います。
 子は親の背中を見て育ちます。
 将来の子供達の行く末を明るいものに導いて行くには
 親の“愛情”が必要なのです。
 『母親は大きな海であれ』―。
 子供達を寛大な心で包んでいくことが母親としての役目です。
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