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指揮官としての威厳
2007年04月14日 (土) | 編集 |
 “ボビーマジック”と称され、采配や選手起用に定評がある
 ロッテのバレンタイン監督。
 彼の元でプレーした選手から話を聞くと
 ベンチでは感情の起伏が激しく、行き当たりばったりの
 起用が多いとのことで、巷で言われている評価より
 差し引いてみているのだが、
 一度だけ、この指揮官に心底感心したことがある。

 3年前の04年のシーズンのことだ。
 開幕から守護神の小林雅が絶不調。
 4,5月だけで5敗を喫し、防御率は一時8.59まで
 上がった。
 それでも使い続け、8月には防御率は3点台まで回復。
 その年の成績は8勝5敗20S。
 もし抑えから降格させていたら、翌年、日本一が
 達成できたかどうか―。
  

 バレンタイン監督が指導者としての地位を確立したメジャーでは
 キャンプインまでにほぼレギュラーが決まっている。
 高年俸選手同士でポジションを競わせたりはしないし
 いざという時の保険に選手を取っておくぐらいなら
 リリースして年俸を浮かせる。

 替えたくても、代わりがいないのだから、選手が少々
 不振に陥っても使わざるを得ない。
 彼は監督として当たり前の仕事をやり通した
 だけかもしれない。
  
 
 毎年のことだが、今季も各監督の採った陣容に、
 様々な疑問や批判が浴びせられている。

 岡田監督はなぜ赤星ではなく、鳥谷を1番に起用したのか。
 落合監督の中村紀起用は火種にならないか。
 巨人の1番と抑えは高橋由伸と豊田でいいのか。
 横浜の石井琢郎は2番で腐っていないか・・・。


 選択が正しいかどうかは分からない。
 ただ、大将が一度“この形でいく”と決めた以上、
 ちょっと結果が出ないくらいで、動かさないで欲しい。

 少なくとも、下で働く選手たちはそう思って
 いるのではないか―。

           サンケイスポーツ記者 楠山正人氏
              『甘口辛口』より  
  

 指揮官の威厳が、チームを作り上げているのだと思う。
 長いシーズンに挑むチーム指揮官は、選手たちに
 “向上する機会”を与える義務がある。
 成功をおさめる為の代償は、経験と失敗。  
 その為の場を、指揮官は辛抱し使い続けることで
 選手達も いかなる障害に遭遇しようとも
 自分たちは、それを乗り越えることが出来るという
 “信念”を持ち、責務に全うできるのだ。

 
  

 
 
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4月15日 対西武戦。  前日14日は4失点で救援に失敗した 小林雅が、この日 同点の延長12回に登板。 二死三塁まで詰め寄られたが、最後はカブレラを直球で三振に仕留めた。  小林雅は『気持ちは切り替えられていた。 里崎のサイン通りで直球勝負は、あいつの意地』 。  バレンタイン監督も『最後を任せる気持ちは変わらない』と 頷いた。  “大将が一度決めた采配”―。   指揮官の頑固さ、こだわりが、小林雅や選手達を成長させる。  その形がこの試合出た。  正直、小林雅が告げられた時は“え~っ!”という悲鳴もファンから挙がっていたが、ファンの期待に答えた。  指揮官の威厳は保たれた。
2007/04/17(Tue) 09:44 | URL  | kuni28 #-[ 編集]
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