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若き主将の葛藤 阿部慎之介(27)
2007年04月11日 (水) | 編集 |
 原監督が新キャプテンに指名した 阿部慎之介。
 彼は私生活でも大きな転機を迎えた。
 昨年12月 結婚。
 守るべき家庭が出来た。

 しかし、阿部は来るべきシーズンを見据える。
 年明け早々にはグアムで自主トレをスタート。
 チームメイトのいない孤独なトレーニング。
 徹底的に自らを鍛えぬいた。

 キャプテンとして迎える初めてのシーズンに向けて
 阿部の助走は既に始まっていた。

 所がキャンプ前日、阿部はキャプテンについて
 インタビューで こんなことを語っていた。

 『今はまだ始まっていないので、どうしていいのかも
  分からないし、正直、不安な所が多い。
  年上が多いので、どこまで出来るかな・・・?!』
 と、27歳の自分に化せられたキャプテンという重責―。 
 キャプテンとして、何が出来るのか―。
 翌日、不安のまま迎えたキャンプイン。
 真新しいユニホームの袖にはキャプテンマーク。
 
 先輩達を、どう引っ張っていくか―。
 その答えは阿部が見続けていた一人の男の背中にあった。
  

 阿部が求めた、理想のキャプテン像―。
 それは、惜しまれながらチームを去った
 前キャプテン 小久保裕紀(35)。

 『プレーしている姿で引っ張っていくという感じが僕には
  見受けられたので、そういうのには“スランプ”は
  ないんだな、と感じながら小久保さんを見ていました』

 だから阿部は去年までの小久保のように
 プレーでチームを引っ張ろうとした。
 プレーで見せることに、先輩も後輩も無い。
 いつもの明るさで誰よりも声を出した。

 自分を追い込む練習にも、一切の妥協は無かった。
 プレーしている姿こそが、先輩達を引っ張る無言の手段だった。  

 しかし、阿部は小久保の影を追うだけではなかった。
 阿部が心掛けていたこと―。
 それが、チームメイトとのコミュニケーション。 
 若手投手に対しては、とりわけ厳しく接した。
 後輩達と直接対話することで、互いの理解を深めようとした。
 
 4年間も優勝から遠ざかっている巨人。
 若手の活躍無くしてチームの浮上は無い。

 即戦力ルーキー 金刃憲人(22)も、
 阿部が期待を寄せる 一人。

 2月7日、この日金刃とのキャンプ2度目のバッテリーを
 組んだ阿部が、ある行動に出た。
 なんと、金刃のボールを受けて わずか2度目にして
 投げる時のクセを見抜き指摘したのだ。

 『2回取っただけで指摘されて・・・。
  観察力が凄いな、と思いました。
  一言一言にすごい重みがあって、自分も納得する部分もあって
  とても信頼できる選手です!』と、金刃投手。
 木佐貫洋投手は
 『阿部さんのミットを しっかり目掛けて
  サインを理解して投げるだけ』
 吉武真太郎投手も
 『ピッチャーのいい所を引き出してくれる選手だと思います』

 原監督は、阿部をこう評価している。
 『基本的には明るいですね。
  対話したり 明るさっていう部分においては、チームに
  いい刺激。  目標である“奪回”―。 これを
  近づけていこうというものは見えますね


 阿部がグラウンドで見せたキャプテンとしての姿は
 ただ小久保選手の理想像を辿るだけではなかった。
 対話すること、コミュニケーションを密にすることで
 阿部は阿部だけのキャプテン像を作り挙げたのだ。
  

 “新キャプテン阿部”が得たもの―。
 それこそが、チームからの“信頼”―。

 キャンプ前の不安が、自信へと変わった阿部。
 ジャイアンツの顔として、優勝へ導き出す“キャプテン”で
 あり続けていて欲しい。 
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