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斎藤は投手に必要な資質を備えている
2011年02月02日 (水) | 編集 |
サンケイスポーツ『 '11ノムラの考え』(1月13日付け)より

~よく走っておけ~

斉藤佑樹が新人合同自主トレで学ぶものはほとんどないだろう。
『グラウンドでよく走っておけ』くらいしか言わなくていい。
昨年12月、ある表彰式で同席した。
礼儀正しく、そつなく、賢い子というのが第一印象。
田中将大(楽天)がプロの4年間で成長を続けたように、
斎藤には早大での4年間が貴重な時間になったのだろうと感じた。

本人は『とにかく開幕1軍』と謙遜しているようだ。
しかしプロの世界では、謙遜は必ずしも美徳とは言えない。
私なら1年目から斎藤を成功させてみる。

投手に必要な資質に技術・体力・知力など
『外面的な要素』があるが、
斎藤はそのほとんどを備えている。
だから「走っておけ」でいい。
これから必要なのは、以下の『内面的要素』の意識だ。


①投手は試合の7割以上の勝敗に影響する野球の主役である

②投手は常に打者に対して挑戦的であるべき

③コンディション調整を体得せよ

④投球の組み立てを常に考えよ


私が監督として斎藤に接するならば、
特に④を重んじて『今から配球を勉強しておけ』という。
斎藤は本格派投手ではない。
私のいう本格派というのは、打者が直球を待っていても、
直球で空振り三振に仕留められる投手。
同じ日ハムのダルビッシュ投手は、
『状況に応じて本格派と技巧派を使い分けることができる』投手だが、
斎藤はまだそのレベルには達していない。

だとすれば、斎藤がなすべきことは配球の勉強だろう。
まず12種類のボールカウントの性質を学び、
常に状況と相手打者を思い浮かべながら、
打ち取るためのシュミレーションを重ねることだ。


4年前を思い出す。
田中の1年目。
マウンドに送り出すとき、私はいつも
『打たれて帰ってこい』と念じた。
高校からいきなりプロに入った田中には、
技術不足や配球の未熟さを打たれた痛みで学ぶことの方が
多いだろうと考えた。
だが、大学を経てきた斎藤は違う。
周囲が『まだ自主トレなのに』と笑っているうちから、
即戦力として頭の中でデビュー戦へ向けた
準備を始めるべきなのだ。
幸いなことに、梨田監督は捕手出身。
ぜひ、捕手の視点から斎藤を導いてほしい。

               サンケイスポーツ専属評論家・野村克也氏
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