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日々様々なスポーツ界での出来事や、気になった記事を取り上げ考えていくブログです。
秘すれば花
2007年11月17日 (土) | 編集 |
 中日からFA宣言した福留孝介外野手(30)との
 第1回交渉から一夜明け、原監督(49)は15日、
 秋季キャンプ中の宮崎で好感触に喜びながらも、
 早期の出馬やラブコール作戦を当面封印することを
 明かした。


 意中の人の熱い言葉に、原監督の表情は緩んだ。
 『ありがたいですね』―。
 前日14日、ライバル阪神に先駆け、電撃的な
 第1回交渉を実現。
 福留の口から出た
 『嬉しい。小さな頃からの憧れのチーム』との言葉を伝え
 聞いた指揮官は、静かに喜んだ。

 つかみはOK!しかし、本命への“殺し文句”は
 隠し持ったままだ。
 一昨年の秋。FAで獲得した豊田、野口の第1回交渉の
 席では、宮崎から生電話で直接口説き落とした。
 昨秋の小笠原との交渉中には、生電話に加え
 清武球団代表が小笠原夫人への手紙を用意するなど、
 心憎い演出で落とした。

 今回のサプライズは・・・。
 『直接出馬?ありません。電話する予定?
  それもありません』と原監督。
 阪神に加え、米球界からもラブコールを受ける福留の
 決断を静かに見守る。
 静観は、今後一気に福留の心をつかむ効果的な
 アプローチにもなる。
 まさに『秘すれば花』の大作戦だ。

 長期戦も予想される福留の獲得交渉。
 『秘すれば花』戦法で、原監督が大本命を劇的に
 “落として”みせる??


 ≪世阿弥の言葉≫

   『秘すれば花、秘せねば花なるべからず』とは、
   世阿弥の『風姿花伝』の中の有名な言葉。
   芸道において、観客が予想もしないような芸や演出を
   見せることが感動を生み、
   それを悟られると効果は失われてしまうとの意味。
   また、全てを見せずに、少しのことを象徴的に
   表現することで、相手の想像力をかりて
   より鮮やかな感動を生むことを表している。

 
 
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