日々様々なスポーツ界での出来事や、気になった記事を取り上げ考えていくブログです。
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岡島が今後もレッドソックスのカギを握る!
2007年05月31日 (木) | 編集 |
 本拠地フェンウェイ・パークで岡島が登板すると
 観客席から『オー・カー・ジー・マー!』というコールが
 起こるようになった。
 ヤンキースタジアムでの『デー・レク・ジー・ター』という
 コールにそっくり。
 ヤンキースの主将と同じなんて、いかに岡島が地元ファンを
 熱狂させているか分かる。

 これほど活躍するとは、誰も2ヶ月前には予想も
 していなかった。
 3月下旬にキャンプ地のフォートマイヤーズで催された
 松坂・岡島と地元の米国人記者との昼食会。
 『ボストン・グローブ』のコラムニストは
 3月29日付けの紙面で、注文したことや結婚指輪を
 していないこと、好きな映画やゴルフの平均スコアなど
 詳細にリポートした。
 岡島?ランチに出席したメンバーとして
 名前を挙げられただけだった。

 開幕前は岡島を、松坂がチームで孤独感に悩まされない
 ように、獲得した投手だと思っている記者も少なくなった。
 契約内容も2年総額250万ドル(約3億250万円)で
 09年は175万ドル(約2億1175万円)の
 球団オプションという“格安”。

 ところが今や、『松坂の話し相手』は
 『開幕ダッシュの原動力』として高評価を受けている。
 フランコナ監督が現在、最も信頼している中継ぎだ。
  

 岡島は、今後もチームのカギだ。
 本来はセットアップのティムリンは41歳で、
 肩に不安を抱えてる。
  
 左腕ながら右打者に対しても起用できる岡島は、
 貴重な存在だ。
  
 対右打者の被打率は.200。
 チェンジアップが右打者に有効な限り、セットアップとして
 起用されるだろう。
  

 開幕前から抑えのパペルボンが安定しているのは予想できたが
 岡島の台頭は嬉しい誤算。
 岡島が好調を維持している限り、レッドソックスが
 失速することはないだろう。
 
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帰ってきた!!岩村明憲!!
2007年05月30日 (水) | 編集 |
 『7番・三塁』での先発出場がアナウンスされると
 場内が沸いた。
 苦しい戦いを続けるチームにとって、開幕から9試合
 連続安打など鮮烈なデビューを果たした岩村の復帰は
 大きなニュース。
  
 右わき腹肉離れからのカムバックは、ファンの大声援で
 温かく迎えられた。

 『うきうきしながら球場に来られたのが嬉しかった。
  1ヶ月以上離れて迷惑を掛けた。
  少しでも取り戻さないと』―。
  

 守備では三回、ゲリー・シェフィールド外野手の
 三遊間の打球を好送球でアウトにするプレーを見せ、
 七回の第三打席では、復帰初安打となる三塁打を放った。
  

 1点を追う九回は無死一塁で中前打して好機を広げ
 一死満塁からデュークスの安打で逆転サヨナラのホームを
 踏んだ。 最高の形で復帰戦を飾り
  
 『自分自身に自信が持てた。
  リハビリと向き合って、闘った事で神様が用意して
  くれてたんじゃないか』と
 声を弾ませた。

 
 長いリハビリを耐えて、次なるステージへの活躍を信じ
 前進し続けている姿に、息子は熱いものを感じたそうです。
 “何苦楚魂”の“何苦楚!!”という言葉。
 心の底から絶なるパワーを沸き立たせる
 自分の境地を自ら切り開く
 勇気付けられる言葉を励みに、これからも岩村選手の
 強くたくましい姿を、未来ある子供たちに魅せて欲しいです。
 
 焦らず、与えられた仕事を丁寧にこなして、
 益々の活躍を願いたいです!
経験・意図を理解するファレル投手コーチ
2007年05月29日 (火) | 編集 |
 松坂がレンジャーズ戦で腹痛に苦しみながら、
 5回を投げきった裏で、チームは3回から緊急事態に
 備えていた。
 しかし、フランコナ監督は『彼は本当に戦っていた』と、
 すぐに交代させることはなかった。  

 調整法に関しても同様だった。
 渡米直後、これまで当然のように取り組んできた
 投げて、走って、体に負荷をかける松坂の練習に
 制限が付けられた。
  
 投げたくても投げられない―。  
 苦しんだ4月、米国流の調整法に身を置くことはできないと
 判断して、堂々と自己主張を繰り返した
が、
 日米の違いを認識し、相手の育った環境を理解する姿勢が
 レッドソックスのスタッフにあったのは幸いだった。
  

 肩は消耗品で、過剰な練習は故障につながりかねない。
 原則として球団には、そんな固定概念がある。

 ジョン・ファレル投手コーチ(44)は、
 投手強化を図る指揮者である前に、
 まずは年間を通して選手の良好なコンディションを維持
 させる責任を負う。
 自分がいない場所で投球練習はさせられない。
 ブルペン入りは、登板2日前が理想で、球数は50球が限度。
 松坂のように、遠投を20分以上も行う選手は米国にはいない。

 通常のメニュー以上に練習を志願してくる松坂に、
 渋々ファレル・コーチが付き合うことも何度かあった。
 
 『日本と米国の調整法の違いは認める。
  私達は彼の実績を尊敬しているし、否定するつもりもない。
  ただ、米国の環境に見合うやり方もダイスケは
  覚えないといけない。
  大切なのはコミュニケーション、信頼関係を
  築くことです
』―。

 さかのぼって95年オフ。
 当時、インディアンス傘下の3Aバッファローに
 所属していたファレル・コーチは、日本のダイエー球団
 (現ソフトバンク)への移籍話が進行していた。
 条件が折り合わず、移籍は見送られたが、
 日本の野球レベル、特徴を熱心に研究した時期もあった。  
 
 今回、松坂と調整法を模索する中で、まずは相手の経験、
 意図を真摯(しんし)に理解しようとする姿勢が
 ファレル・コーチに備わっていたのだ。
  

 松坂は、日本流の練習を再開したことが、好調の要因とは
 すぐには認めなかった。
  
 それでも、走り込みと投げ込み、汗を出して体のキレを
 保つ調整法は、日本では基本中の基本だ。
 
 米国流への練習の移行は、本人がしっかり納得した上で
 実戦すればいいと思う。  
気持ちよくプレーできる帽子
2007年05月28日 (月) | 編集 |
 大リーグは今季、帽子の素材を53年ぶりに一新。
 従来のウール100%が、今季からポリエステル100%に
 変更された。
 通気性の優れた新繊維だが、デザインや色は同じに見える。
 『軽くなりましたね。通気性もいいし。
  ボクはこっちの方がスキですよ。
  こういう変更はいいんじゃないですか』―。

 ウール製の方が伝統を感じさせるなどという理由で
 使用継続を望む選手も一部にはいるが、
 身に付ける物に こだわりのあるゴジラは容認派。
 気持ちよくプレーできる帽子を支持した。
 
松坂 I T を使いこなす
2007年05月28日 (月) | 編集 |
 腹痛を起こした松坂だが、頭のトレーニングは
 欠かさなかった。
 ロッカールームで、パソコンの画面を食い入るように
 見つめた。
 先日登板したレンジャーズ戦のVTRを巻き戻したり
 早送りしたり。
 時には静止画も使い、一回にサミー・ソーサ外野手(38)
 から空振り三振を奪った場面などをチェックした。
 
 球団のパソコンには、相手打者の膨大なデーターが
 インプットされている。
 日本では
 『パソコンはあまり使わない。
  インターネットで食事の注文をするくらい』と
 話していたが、メジャーではITを使いこなして、
 相手打者の脅威となる。
名将・清宮監督を支えた究極のスローガン生みの親
2007年05月28日 (月) | 編集 |
 『名将・清宮克幸』を語るうえで、欠かすことの出来ない
 人物がいる。
 
 外交官として活躍する傍ら早稲田大学ラグビー発展に貢献。
 奥克彦 早稲田大学ラグビー部OBだ。

 単なる先輩・後輩を超えた二人の間には、どんなドラマが
 隠されているのだろうか。

 2001年、大学選手権 完投学院21-16早稲田。
 日本一を逃し、更なる飛躍を期した監督2シーズン目。
 清宮はイギリスの奥の元を訪れた。
 チームに揺ぎ無い強さを与える為の『究極のスローガン』を
 作るためだった。
  
 次々と言葉を挙げてみるものの、なかなか清宮のイメージと
 重ならない。
 
 そんな中、“こんなのどうですか!?”―。
 清宮の心を一瞬で捉えた言葉―。

 『ULTIMATE CRUSH』―。アルティメット クラッシュ。  
 
 “究極の破壊”を意味する。  


 相手に反撃の意志も与えないほど一部のスキも見せず
 勝ちきる。
  
 2002年シーズン、清宮早稲田は圧倒的強さで
 対抗戦を優勝すると、迎えた大学選手権決勝 対関東学院大戦。
 王者早稲田の復活を高らかに告げる
 13年ぶりのタイトル奪回!
 奥がもたらした ひとつの言葉が、チームを頂点へと導いた。  

 そんな矢先、2003年11月29日
 奥克彦氏 殉職―。
 イラク復興 作業中に起きた あまりに無残な出来事―。
 あの人が死んだ―。  

 衝撃覚めあがらず行われた伝統の早明戦。
 チームは“天国へ届け!”とばかりに躍動した。
 あの言葉を忠実に実践するように―。
 
 早稲田大学の監督在任中、清宮が貫いた
 『アルティメット・クラッシュ』というスローガン―。
 それはやがて早稲田ラグビーの代名詞となり、
 至上最強の黄金時代を作り上げた。

 名将・清宮の誕生を支えた、かけがえの無い友との絆。
 そして物語は伝説となった―。


 『常にベストを尽くす』
 『自分にしか出来ないことをやれよ』
 というのが、奥さんとの言葉のやり取りだった。

 人や組織を変える為に大事なこと―。
 清宮はこう考える―。
 『自分の中の信念、自分がこうだ!と思うことがないと
  先に進まない、自分の中に確固たるものがあると
  色々なアイディアが生まれてくる。
  頭の中に浮かんでも、止めてしまうのではなく
  具体化する。
  全てそれがいい方向にいくわけないとしても
  やってみなくては分からない』―。

 戦う男、男が惚れる男。
 ラグビーを心から愛し、先輩やメンバー達を敬愛する心。
 強い信念を持ち、常に上を目指し続ける清宮の姿に
 魅せられ、熱い魂を同じ境遇で一緒に磨き
 鍛えられるラガーマンたち。
 こんな熱いものを、私も男に生まれ変われたら
 体験したい“アルティメット・クラッシュ”だ。
 
 
 
06王者 北海道日本ハム 急成長のヒミツ
2007年05月28日 (月) | 編集 |
 長い歴史の中で、名監督・名指導者を多く生み出した
 日本球界。
 そして昨シーズン、北海道を熱狂の渦に巻き込んだ
 日本ハムファイターズ。
 脅威の快進撃!!
 ここにも名指導者の陰が。  

 ヘッドコーチ・白井一幸。
 現役引退後、あのニューヨーク・ヤンキースで、
 指導者としてのノウハウを学び、帰国後ファイターズの
 二軍監督などを歴任。
 現在、ヒルマン監督の下で手腕を発揮する育成の
 エキスパートである。
  
 若手の成長無くしてあり得ない。
 まさに育成で勝ち取った栄光。
 指導者の改革に着目してみた。
  

“絶対成功しなくてはいけない!”と思って失敗すると、
 “ほら!失敗したじゃないか!さあ、練習!!”・・・。

 結果に対して叱責が入る。
 そして、叱責が入ると選手は萎縮してしまい、また次も
 失敗してしまう。
  
 実は、怒ったり注意したりすることが、指導者の頑張りだと
 思っているから、
 ミスして指導者がムキになって選手を注意すればするほど
 次の失敗の可能性を植えつけてしまっているわけです。
  
 じゃあ、試合中に何が出来るか、というと
 失敗してきた選手に、
  
 “さあ、次取り替えそうぜ!”
 “さあ、ミスした後ほど思い切ってプレーしようぜ!”
 という事を、責めるのではなくて、励ますという事を
 ずっとやり続ける
』―。

 試合中のミスは選手が一番よく分かっていること。
 責めることなく逆に励ますことで、選手の自発性を
 高めていたのだ。
  
 反省の材料は選手に分析させる、
 ペナルティ的な練習をやめて、
 選手に考えてもらうようにしたら
 選手の練習量が、圧倒的に増えていったという。

 逆に“もうそろそろ止めとけよ”というくらい
 自分達はやりだしたら どんどんやるそうだ。
 目的意識があるからだろう。

 指導者の考えを押し付けるのではなく、選手のやる気に
 着目したメジャー流の指導法。
  
 
 『自主性が才能を伸ばす』―。
 ファイターズの躍進は、選手の意識を揺れ動かした
 指導者の勝利でもあったのだ!
 
 
さあセ球団イジメ開始!IDフルに生かす
2007年05月26日 (土) | 編集 |
 12球団の中で野村監督ほど交流戦を楽しみにしていた
 監督はいないだろう。
 球界最年長の知将が、その頭脳をフル回転
 させるときがきた。



 『やっと野球をやらせてもらえるな。
  眠っていた神経が起きそうだ。
  腕の見せ所というか、監督が参加できるよ』―。


 予告先発やDH制を採用しているパ・リーグは
 『大味な試合になりやすい』が持論。
 戦術を組み込む要素が少なく、せっかくの“弱者の戦略”も
 宝の持ち腐れ。

 しかし、交流戦は予告先発がなければ、セの主催試合では
 DH制もない。

 監督の采配の差が、結果に直結するケースが多くなる。

 実際、昨季の交流戦でも17勝19敗の7位タイと健闘。
 特に、東京ドームの巨人戦では、奇襲のオンパレードだった。
 初戦に中継ぎした川井を中1日で3戦目に先発させ、
 初戦先発の有銘を3戦目に中継ぎで起用するなど、
 かく乱戦法で2勝1敗と勝ち越しに成功。
 『勝負事は正攻法と奇襲をどう組み合わせるかだよ』と
 してやったりだった。


 最初のカードは主催試合だが、3カード目からビジター戦では
 投手も打席に立つ為、代打や継投など選手交代の
 妙味も加わる。
 頭を使う場面が増えるが、
 『9人でやる野球の方が好き。決断・判断がある。
  野球は状況判断のスポーツだから』と大歓迎だ。


 初戦から愛弟子、ヤクルトスワローズから2勝。
 ID野球の師弟対決は、いきなり野村野球の本領発揮した!!
 さて、今日からのジャイアンツ戦・・・。
 どんなID野球を見せてくれるか、楽しみです!!
 マーくんにも注目!!
 
 
田中幸雄の選手寿命 名球界が延ばした
2007年05月25日 (金) | 編集 |
 400勝投手カネやんの『ワシの話を聞きなさい!』より
 今回は開幕後2ヶ月の総括、交流戦の展望を含め
 カネやん節炸裂です!

 ―日ハムの田中幸雄選手が通算2000本安打を
  達成しました。
カネやん)嬉しかったねえ。25日にブレザーを贈りに行くよ。
     それにしても、あんなに長い時間(実働22年)
     かけて、達成したのは初めてやろ。
     去年なんかは、なかなか試合に出してもらえん
     かったが、そんな中でも我慢して優勝に貢献しとった。
     あの子の場合、体が強かったのはもちろんだが、
     精神的に強かったのが一番じゃないかな。
  

 ―どんな状況でも、気持ちを切らさなかったという事ですね。
カネやん)そうよ。だけど、それだけじゃない。
     若い時に自分を見出してくれた高田
     (当時監督、現GM)や、世話になった人、
     家族の為に、なんとか達しようという気持ちが
     伝わってきた。 
     自分のためじゃなくて、恩義に応えようとする
     心が勝ったんだよ。
  
     そういう意味で(通算2000安打で入れる)
     名球界を作ったことは、彼の選手寿命を伸ばした
     んじゃないかなあ。
  

 ―さて、日本のプロ野球はいよいよ交流戦が始まります。
  開幕から2ヶ月で特に印象に残ったことはありますか。
カネやん)なんといっても、広島を最優秀チームに挙げたいね。
     開幕前は大半の人がビリだと思ってたやろ。
     それが3位に入っとるんやから、感動を覚えるね。
     (FA残留した)黒田を中心にチーム愛でひとつに
     なって、番狂わせを起こしたんやな。
  
     それに、あのチームが偉いのは、“製造販売”
     しとるやろ。これは、プロ野球という経済で
     一番大事なことですよ。
     素材を見出して、鍛え上げていい選手に育てる。
     新井なんか すごい選手になったじゃないの。
  

 ―それにしても、若手が次々と育ってくるのはすごいですね。
カネやん)それはな(練習を)やれば(試合に)出られる
     からよ。どっかから選手を獲ってくるんではなくて
     レギュラーがいなくなれば、次の子がチャンスを
     もらえる。
     そういう“ところてん方式”がうまくいっとるんだな。
  

 ―その広島を含めて、交流戦ではどのチームが躍進するで
  しょうか。
カネやん)まずはロッテやな。ここはいま一番勢いがあるんじゃ
     ないか。なにより投手陣が充実してる。
     去年も、一昨年も交流戦で優勝しとるしな。
  
     次は巨人。去年は交流戦でやられたけど、
     今年は谷、小笠原、李とパ・リーグ出身の強打者が
     そろっているから、打ってくれるだろう。
  
     それから中日。ここも今年は負けんよ。
     躍動感のある若いピッチャーがたくさん出て
     きとるからな。野手の世代交代にしても、
     うまくやっとる。そういう意味では落合は
     大した監督やな。人には好かれんけど・・・
     ワシと一緒や!!
  


 ~カネやんQ&A~
  ―今、日本のプロ野球には外国人監督が4人います。
   今後も増えるんでしょうか?
カネやん)外国人監督はもうこれ以上いらんねえ。
     日本の野球なんだから、日本人が監督すれば
     いいんじゃないの。
  
     大リーグ出身の(オリックスの)
     コリンズ監督だって、うまくいってないでしょう。
     (現役時代に日本でプレーした)広島のブラウン
     監督みたいに日本の野球、風習を知っている人間なら
     いいけど、『外国人だから』という選び方は
     意味がない。それだったら、まだ監督をやっていない
     熱血漢の日本人にやってもらいたいね。


  5月22日 サンケイスポーツより    

      ~・~金田正一氏の公式ホームページ~・~
  http://www.kanedamasaichi.jp       
      
ポスティング制度の有り方
2007年05月24日 (木) | 編集 |
 まだ始まったばかりで結論を出すのは早急だが、
 今季のプロ野球を見ていると、オフに感じた理不尽さと
 一致する。
 低迷する阪神とヤクルト。
 松坂を放出した西武同様、井川と岩村のポスティング移籍を
 認めた両球団だが、柱となる選手を出したのだから、
 弱体化は必然的だった。
  

 これがFAなら異論を挟む余地はないのだが、
 ポスティングの場合、認められるか否かは あくまでも
 各球団の主観。
  
 松坂、岩村はFAまであと2年、井川はまだ3年もあった。
 何も今行かせなくても、と感じたファンも多いのではないか。  


 彼らは移籍前年の交渉時に
 『誰もが納得する成績を残したら』など約束手形を
 もらっていた。
  
 いわば現状のポスティング制度は、
 “早く行ったもん勝ち”。
  
 当然、一部の選手だけが得するわけで、日本に残った選手は
 面白くないはず。

 中には入団交渉の段階で、年数や勝ち星を条件に
 メジャーに移籍できる“密約”を交わしている者も
 多いと聞く。
  

 ちなみに将来の移籍を前提とした契約は、野球契約で
 認められていないのだが、残念ながら球界には
 疑惑を追及する機関がない。  

 選手のメジャー願望は抑えられないし、これだけ日本人
 選手が活躍すれば、自分もと思う選手が出てくるのは
 当然の流れだ。
  
 今年のオフにも何人かの選手が“密約”によって
 移籍するのだろう。
  
 前記した球団以外のファンも『明日は我が身』かもしれない。

 どうしてもポスティング制度が必要なら、FAのようなルール、
 つまり年数や実績による基準を決めるべきだ。
 それなくして選手を出してしまう経営者は、
 翌年の成績に対しても責任を負う、
 それぐらいの覚悟で判断してもらいたい。
  

  5月20日 サンケイスポーツ
    コラム『甘口辛口』より  楠山正人氏


 どうせなら、大リーグに日本のチームを1チーム作って
 しまえばいいのでは・・・なんて勝手なことを
 考えたりもしますが、日本野球―。
 もう少し考えるべきだと思います。
 今リンクを組ませて頂いている岩村明憲応援ブログ
 『何苦楚魂』daiyaさんいわく・・・
 『日本も大リーグを見習って“ボールパーク”にして
  ファンが一緒にプロ野球を盛り上げる楽しい場を作るべき』
 とのご意見を頂きました。
 ごもっともです!  

 私は野球が好きなので、ケーブルで毎試合それぞれの試合を、
 見れる範囲で見て楽しんでいますが、
 大半の人達は、そのような時間も無く、休日の余暇は
 “プロ野球を見に行こう!”なんて思う家族も少なくなって
 きていると思います。
 球場全体をテーマパークにして、もっと親しみやすい
 球場作りをして欲しいし、その中で たくさんの魅力ある
 プロ野球選手を探して見て応援して欲しい。
 野球を知らない人達をも魅了する 球界全体がもっと
 見に来るファンの立場に立って、みんなで盛り上げていく
 魅力ある球団経営をして欲しい。

 選手がメジャーに流出してしまっても、戻ってくる選手も
 いると思うし、それ以前に もっと面白みのある
 “ボールパーク”を作って欲しいです!!

 なんか話しが本題とかなり反れた感がありますが・・・。
 ご意見などございましたら、宜しくです。 



 
 
メジャーで高騰!広島・黒田株
2007年05月23日 (水) | 編集 |
 広島・黒田が20日の対ヤクルト戦で今季初完投勝利を
 挙げた。
 黒田といえば、昨年フリーエージェントの権利を獲得。
 FA宣言すれば巨人、阪神、ソフトバンクにメジャーを含めた
 争奪戦が必至だったが、
 『ボクをここまで育ててくれたのはカープ。
  その広島を相手に目一杯のボールを投げることが
  想像できない』と勇気をみせて残留を決断。
  
 広島と4年で総額12億円の再契約を交わした。

 残留会見では『今後も国内の他チームに移籍することはない』  
 と、国内に限っては“生涯広島”を宣言。
 しかし、その一方でメジャー移籍を希望したときには、
 契約期間内でも球団がFA移籍を認めるということだった。
  

 黒田に対するメジャーの評価は非常に高く、
 広島残留が決まる前には、レンジャーズなど数球団が
 レッドソックスに移籍した松坂以上の評価を下していた。  


 日本では、150㌔のストレートとスライダー、フォークを
 武器に、パワーピッチャーと見られがちだが、
 メジャーが注目するのは制球力とバランスの良さ。  
 昨年も189回3分の2を投げ、28四死球と
 1試合平均1.33個という少なさだ。

 20日のヤクルト戦も、わずか89球の完投。
 ストライクを先行させた攻めの投球は、黒田の持ち味を
 改めて見せ付ける結果となった。
  

 今オフにはソフトバンク・和田のポスティング移籍が
 有力視される。
 しかし、メジャー球団の第1ターゲットは
 むしろ黒田という声もまだまだ消えていない。

 『時期と環境が整えば。
  常に上を目指してやっていきたいが、現時点でメジャーに
  強い気持ちは無い』―。
 と、黒田は残留会見で語っていた。
  

 その後も、今季は肘痛など体調面の不安もあり、
 メジャー移籍に関する発言は封印している。
 それでも松坂や同じレッドソックスの岡島の活躍で
 改めて日本人投手は『外れが少ない』と
 評価は高まっている。
  

 今回の“復活完投劇”で、メジャーの黒田株は
 さらに高騰必至といえそうだ。
  

   5月22日 サンケイスポーツ
     『球界インサイドリポート』より
      (スポーツジャーナリスト 鷲田康氏)


 黒田の魅力はボールのキレ、1球1球に対しての
 目的がしっかりしていること。
 下半身もしっかりしていて緻密、
 かつ大胆で迫力もあり、メジャー級なのでは、と思います。
 ただ、日本球界から どんどんメジャーに挑戦し
 離れていくのは、広島でも看板投手でもあり
 また、見がいなくなってしまい寂しい。
 今後の黒田投手の活躍、動向に注目していきたいです。
 
 
 
実戦復帰近い桑田 結果が最高のアピール
2007年05月22日 (火) | 編集 |
 桑田の実戦復帰が近づいてきた。
 捻挫した右足首の状態が万全になればパイレーツ傘下の
 3Aインディアナポリスでプレーすることになるが、
 メジャー昇格への道は開幕前よりも険しい。

 投手としての役割は先発ではなく、
 オープン戦と同じ中継ぎ(ロングリリーフ)になる。
 昇格には何よりも好投、結果が最高のアピールになる。
 そして健康でスタミナがあることも証明されなければならない。
 週に2,3試合のペースで登板する必要がある。

 桑田がオープン戦で争ったロングリリーフの座は
 ワズディン(元巨人)が射止めたものの、5月上旬に
 故障で離脱。
 現在は3Aで先発だったマクラリーやベイリスという新人が
 務めている。
 桑田に経験や投球術ではかなわないが、若くて将来性がある。
 繰り返すが桑田には、2人のような若手を3Aに
 落としてでも昇格させたいと首脳陣に思わせる
 結果が求められているのだ。
  


 昇格を争う上で、メジャー40人枠に入っていないのも
 ハンデだ。
 桑田をメジャーで投げさせるためには、まず40人枠に入って
 いる選手との入れ替えが必要。
 外した選手は他球団への移籍・流出が濃厚な上、
 桑田に支払う給料の額は大幅に増える。
 
 3Aで桑田は、それだけの価値がある選手であることを
 周囲に認めさせなければならない。

 3Aでは辛い毎日になるだろう。
 メジャーに比べて守備は不安定で、長距離バスなどの移動も
 キツい。
 打者もメジャーとは違い、何を打ってくるか予想しにくい。
 技巧派のベテランには非常に厳しい世界だ。
 しかし、これこそ海を渡ってまで求めた挑戦だ。

 
 
 
メンタルを強化する方法
2007年05月21日 (月) | 編集 |
 『精神的に強くなくとも、常に冷静で計算だかく
  ありたい』―。
  
 仁志敏久選手の言葉だ。

 週間ベースボール5・28号に特集として組まれていました。
 『不動心』―。
 他の力などによっては動かされないこと。
 揺るぎ無いこと。

 まさに、仁志くんに相応しい言葉だと思います。

 仁志くん自身、メンタル面では 
 あまり強いとは思っていない様子。
 『強くありたいとは思います。
  何事にも動じない精神状態ではありたいです。
  でも、悪い言い方をすれば“動じない”は
  “何も考えていない”ということかもしれない。
  不安とか色々なことを感じてプレーした方が
  自分の為になると思う。
  精神的に強くなくても、常に冷静で計算だかく
  ありたいとは思いますね』―。
  

 メンタル面を強化する方法とは仁志くん自身、どう考えて
 いるのだろうか。
 『とにかく、いろんな場面に遭遇することでしょう。
  成功も失敗もしないと。
  積極的にいってのミスは、経験すべきことでしょうしね。
  あまりあってはならないことですが、
  大きなミスをした経験があれば、小さなミスは
  それほど自分のキズにはならずに済む。
  そうして年を重ねていくと、ミスの痛みを自分の中で
  かき消す(笑)、方法が分かってくるんじゃ
  ないですかね』―。
  

 どんな立場に置かれても“仁志敏久”を自分自身で客観視でき
 常に冷静沈着。(たまに おちゃめな所もありますが!)
 息の長いプロ野球選手でいて欲しいし、いずれは指導者として
 日本プロ野球界を盛り上げていって欲しい!!
 そう願うファンは多いのではないでしょうか。 




 

400勝投手カネやんの“ワシの話を聞きなさい”
2007年05月20日 (日) | 編集 |
 相変わらずのカネやん節炸裂!
 今日は、阪神藤川投手・ヤンキース井川投手・特待生問題に
 助言、苦言!!


カネやん)藤川・・・あの子が投げる時は、本当に見ている
     だけで肩が凝るよ。なんで、あんなに真っ直ぐ
     ばかり投げるの?
 ―基本的に1イニングだけだし、変化球を打たれると悔いが
 残るからじゃないですか。
カネやん)それが、ようわからん!カーブや落ちる球を混ぜて
     コンビネーションで投げれば、もっと簡単に
     抑えられるだろうに。
     真っ直ぐ中心のピッチャーは、振り回さず上から
     叩くバッターに弱いのよ。

     ワシも阪神の吉田(義男)に真っ直ぐを打たれた
     もんや。だからこそ、カーブが必要になってくる。
 ―金田さんのカーブは“懸河(けんが)のドロップ”と
 呼ばれたそうですね。
カネやん)この前ヤンキースの(名選手だった)ヨギ・ベラは
     “滝のようだった”と言っとったがな。
     それはともかく、真っ直ぐのキレが悪いときは
     カーブを投げることで修正も出来るんだよ。
     カーブは腕が上がったとき、無駄な力が自然に
     抜ける。
ワシらのイメージでいえば、
     “獲物を狙うワシが翼を広げている”感じ。
     ふわっと、ふところを大きくするような
     形から腰を使ってカーブを投げていくと
     真っ直ぐのキレも出てくるんだよ。
 
 ―ハイレベルな話ですね。藤川にも聞かせたいです。
カネやん)あの子は頭もいいし、闘争心もある。
     もっと肩の力を抜いて、コンビネーションで
     投げれば、長いイニングだって十分投げられるよ。

     ワシが監督だったら20勝投手に育てあげるん
     だがな。もったいない。
 ―阪神にとって完投できる先発が足りないという意味では
 “井川の穴”は大きいです。
カネやん)そうそう、そういえばニューヨークで井川と
     話をしたよ。かなり迷っとったな。
     四球が多いことでコントロールばかり気にしとった。
     だから『ピッチャーの哲学』を話してやったのよ。
 ―ピッチャーの哲学?難しそうですね。
カネやん)なにも難しいことはありゃせん。
    『あまり四球を気にするな。ピッチャーは打たれ
     なければいけない』ということだけや。      
     四球を3個出してもまだ満塁なんだから。
     そこで中途半端にストライクを取りにいくから、
     満塁ホームランで4点取られてしまうんや。
     あと2つ四球を出しても2点で済む。
     ならば、力一杯、満足いく球を投げなさい
     ということや

 ―ただ、その“満足いく球”も行っていないようですね。
カネやん)そうなのよ。精神的な部分では本人も
     “分かりました”と言っとったけど、今の井川は
     ガソリンの入っていない車みたいなもんや。
     松坂もそうだったけど、あんなに練習する子が
     環境が変わったことで、投げ込みと走り込みを
     できんかったんだな。
だからトーリ監督も
     (キャンプ地の)タンパに行かせたのよ。
     『まずは、しっかり投げられる体を作ってきなさい』
     という事なんだな。それがうまくいけば、
     井川も必ず立ち直ってくるよ。
 
 ―さて、特待生度問題。金田さんも享栄商(現・享栄高)
  時代は特待生だったのでは?
カネやん)月謝なんか、一度も払っとりゃせんよ。もっとも、
     オヤジが後で契約金の中から返したらしいがな。
     でも、高校で奨学金がもらえなかったら、ワシも
     野球と出合っとらんよ。同じように、今の世の中にも
     家庭の事情で困っている子がたくさんいる。
     
     高野連のお偉い方は裕福すぎて、その辺がよう
     わからんのだろう。だいたい、なんで勉強なら
     良くって野球だと特待生がダメなの?
     野球留学にしても、そう。
     勉強なら鹿児島のラ・サールだろうがどこだろうが
     遠くの進学校に行く子は いっぱいいるじゃないの。
 ―高校が金を払って、中学生を引き抜くことがよくない
  らしいです。
カネやん)そういうことがあるのも知っとるよ。中学生に
     目を付けるブローカーがいるから、額が高くなる。
     だから、高野連のお偉い方はデーンと座ってないで
     見て回りなさい、と言いたいよ。
     素質が飛び抜けている子は、見ればすぐ分かる。
     その子にくっつきそうなブローカーに目を光らせ
     ていれば、特待生に大きな問題はないんだ。

 ―現状で高校野球がダメになったら、プロ野球も
  成り立たないですからね。
カネやん)ホント、笑っている場合じゃないよ。
     こんな問題が起きたこともあって、名球界で
     “スポーツ専門学校”を作ろうかと思ってるんだ。
     野球界の為、枯れ木に花を咲かせる
     “花咲かじいさん”にならなくっちゃね。
  

     もしそうなったら文部省さん、ちょっと認可してよ。


  この程、金田正一氏個人のHPが開設されました。
  サンスポ連載で言い足りなかったことなど、
  興味深い話しが載っていますので、合わせてご覧下さい。
  http://kanedamasaichi.jp          
       
指揮官の目 21年間積み上げた答
2007年05月19日 (土) | 編集 |
 スタンドの大歓声が一塁上の“ミスターファターズ”に
 向けられた。
 田中幸が四回、山村の138㌔直球を右前へ。
 積み上げてきた安打が2000本に達成した。
 39歳5ヶ月での達成は至上6番目の遅さ。
 実働22年目での到達は最遅記録だ。

 
 『(記録を)意識し出した』という1900安打を超えてから
 3年以上の歳月が過ぎた。
 肩、肘、ひざなど故障続きの体は言う事をきかなく
 なってきた。
 特に97年に手術した右肘の痛みは深刻。
 術後もバットが思うように振れず
 『自分でも諦めている部分があった』という。
 痛み止めの注射や薬、電気治療など、効くと助言された
 ものは全て試したが、期待した効果は得られなかった。
  

 何度も折れそうになった心を支えてくれたのが
 周囲のサポート。

 同級生の榎本通訳は、下を向くことが多くなった田中幸に
 『ベテランのお前がそんな事でどうする!』と叱咤激励。  
 いつもは大きな声を出すこともない同通訳のきつい一言に
 渇を入れられた。

 そして最大の支えは最愛の妻の存在。  
 『外ではあまり言わない』という溜め込んだ愚痴のはけ口は
 いつも千恵子さんだった。
 勢いに任せて言葉をぶつけることもあったが
 『好きにすればいいんじゃない?いいんだよ、辞めて』―。
 いつも優しい笑みで返してくれた。
 結婚2年目、子供がいない二人は、犬を2匹飼い始めた。
 遠征の多い旦那を持つ身でもあり、千恵子さんは愛情を持って
 接したが、一昨年に2匹揃って他界した。
 いつも笑顔で自分の不満を受け止めてくれた千恵子さんが、
 初めて見せた憔悴(しょうすい)の色。
 妻を励ます立場にまわった時、苦しんでいたのは
 自分だけではなかったことを知った。

 二人で支え合いながら積み上げてきた22年間の軌跡。
 一塁ベースに立つ夫を見ながら涙を流す千恵子さんの姿が
 平坦ではなかった険しい道のりを物語っていた。


 日本ハム・高田繁ゼネラルマネージャー(61)は、
 田中幸が入団した86年当時、監督を務めていた。
 高卒2年目の87年に、周囲の反対を押し切りレギュラーに
 抜擢。 
 『肩が強かったし、クリーンアップを打てる打撃もあった。
  荒削りだったけどダイヤの原石だった』―。
  
 と、当時を振り返る。

 当初の田中幸は失策が多く、起用を疑問視する声もあったが
 『エラーよりも魅力の方が大きかった。
  あれだけの大型内野手出会えるというのは、監督としては
  嬉しいことだった』
と懐かしむ。
 『失敗しても毎日使われるので、考える暇も無かった』と
  田中幸も当時を思い出す。

 その後の活躍が、
 指揮官の見る目が正しかったことを証明する。
  
 04年に高田氏がGMに就任して再会。
 田中幸の86年のプロ初安打と2000本安打を
 20年の時を隔てて間近で見守ることになった。
 『当時はまさか2000本安打なんて思っていなかった。
  でも2000本安打で終わりということではない。
  今はすごくチームに貢献してくれているし、
  頑張っていって欲しい』―。
 磨き続けた原石が、最高の輝きを放ち、感慨深げだった。 
ヤンキース井川 ここが正念場
2007年05月18日 (金) | 編集 |
 大リーグ歴代8位の通算348勝を誇るクレメンスの
 ヤンキース復活が決まった。
 14日にフロリダ州タンパ入りして、18日には1Aの試合に
 先発予定だ。

 クレメンス加入の影響を最も受けるのが、マイナー落ち
 している井川だろう。
 今季中のローテーション復帰は現時点で難しくなった。
 
 6月から先発陣はクレメンス、王、ぺティット、ムシーナ、
 そしてヒューズという顔ぶれになることが
 予想されているからだ。

 ヤンキースが井川獲得に投じたのは総額で約4600万ドル
 (約55億円)。
 他球団なら忍耐強くチャンスを与え続けるが、
 ヤンキースでは常に結果を求められる。
  
 先発投手のアクシデントで、急遽登板して救った4月28日の
 レッドソックス戦のような好投もある一方、
 大量リードを守り切れないイメージも拭いきれない。

 今後の課題はフォームを固めて制球力を磨き、
 大リーグの打者の傾向を掴むことだ。
  
 高めのストライクゾーンで勝負していた阪神時代とは違う
 投球パターンも必要だろう。
  
 幸いタンパのコントレラス、パターソン両コーチの指導力と
 忍耐強さには定評がある。
  

 左太もも肉離れで故障者リスト入りしているヒューズの
 復帰が遅れたり、昇格が尚早だと判断されれば、
 再び井川にチャンスが与えられる可能性はある。

 ファンやメディアからの重圧も大きいニューヨークでは
 実績のある投手でも不振に陥る場合がある。
  
 最近ではランディー・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)
 がいい例。
 キューバ代表エースとして期待されて入団しながら、
 ホワイトソックスにトレードされてから力を発揮した
 コントレラスのようなケースもある。

 ヤンキースの一員として生き残るためには、
 ここが正念場だ。
  

 その井川は、19日にヤ軍傘下1Aタンパの一員として、
 レッドソックス傘下フォートマイヤーズ戦(タンパ)での
 先発登板が決まった。
 5イニングか、75球をメドに投げる予定だ。
 『(19日の登板は)結果も大事だけど、(直球は)
  新フォームで95マイル(約153㌔)くらい出るように
  なった。それでガンガン押していきたい』―。
 井川がメジャー昇格への階段を昇り始める。
ゴジラ流スランプ脱出法
2007年05月17日 (木) | 編集 |
 それは12日、対シアトル戦でのこと。
 痛烈なライナーがジャンプしたマリナーズ遊撃手のグラブを
 弾いた。 9回二死二塁での最終打席。
 公式記録員からのヒットの判定が出た瞬間、松井に今季初の
 “猛打賞”が記録された。
  
 『今日は良かったんじゃないですか。特にヒットが出た打席は
  みんな良かった。(右)肩が開かず、バットがうまく
  逆方向に出た。右投手には、いい打撃ができた
』―。
 
 ゴジラ流のスランプ脱出法が、自画自賛の3安打につながった。  
 4打数無安打だった前夜は、イチローと城島の日本人コンビの
 活躍でマリナーズに完敗。
 
 悔しさをかみ締めながら向かった先は、“和風レストラン”だ。
 シアトルは新鮮な魚介類が豊富。極上のトロなどを食べながら
 珍しくイモ焼酎をロックで2杯飲んで気分転換する一方、
 部屋へ戻る松井選手の手には、クラブハウスから出る前に
 ロヘリオ・カーロン通訳に持たせた素振り用のバットが
 握られていた。

 遠征先の部屋にまでバットを持ち帰ったのは、前日の
 室内練習場で復調へのヒントを掴んでいたからだ。
  

 今季就任したケビン・ロング打撃コーチ(39)が、
 試合用より約30センチ短いバットでの練習を提案。
  
 昨季から、左右どちらかの手だけで打つ練習はしていたが、
 今回は初めて両手で握るように指示された。
 普段とは全く違う感覚とあって、最初は空振りを連発
 したという。
  

 『両手でバットを握るときは、球を十分に引き付けないと
  打てない。わずかなことだが、その感覚を思い出して
  欲しかった。左方向への2安打は最高の結果になった』
 とケビン・ロング打撃コーチ。
  
 二回に外角高めの速球を左翼線へ流した二塁打と
 九回の遊撃内野安打を練習の成果だと喜んだ。
  

 今季初の3安打で打率は.267まで回復した。
 残る課題は、この日も2打席凡退するなど、今季.148と
 苦手にしているサウスポーの攻略。
 左腕に対しても右肩を開かない打撃ができればホンモノだ。



 
 
完投“ゴーサイン” フランコナ監督方針転換
2007年05月17日 (木) | 編集 |
 本拠地フェンウェイ・パークに松坂の笑い声が響く。
 怪物の表情は底抜けに明るかった。
 『昨日の試合では、あと20~30球投げても問題
  なかったですね』―。
 前夜、昨季のア・リーグ王者タイガースを相手に
 124球を投じたが、当番翌日の疲れはみられない。
 岡島秀樹投手(31)とのキャッチボールでは、
 一夜明けとは思えない強めの球を約30分間も投げ込んだ。

 スタミナには絶対的な自信を持つ怪物。
 それがフランコナ監督の心を動かした。
 『昨日の大輔のような投球なら(今後も)途中で代える
  必要はない』―。
 松坂に対しての“方針転換”を明言した。
  

 レッドソックスでは、今季37試合目で初めての完投投手と
 なったが、今後も他の投手のような100~110球前後で
 降板の“メジャー流”の制限は設けないという。
 それは本人も望むところ。
 『キャンプ中から(完投は)大丈夫と言ってきた。
  連戦が続く中で、ブルペンが休める日を作れればいい』―。
 中4日~完投~中4日でも問題なしだ。  

 開幕から不調が続き、一時は完投への思いを“封印”しようと
 考えた時期もあったが、やはりメジャーでの
 『完投』は特別な味。
  
 『最後まで投げられたことが満足です』
 と再び声を弾ませた。

 怪物流を認めさせた怪物。  
 もう、テレビの前で『ここまでの球数』を
 気にする必要はない。


 投球勝利の疲れを感じさせない松坂。
 それもそのはず、グラウンド外では しっかりと体のケアに
 務めている。

 本拠地での試合後は、寄り道せず自宅に直帰。
 シャワーだけではなく、日本にいたころのように、
 浴槽のぬるま湯に長くつかっている。
 また、500万円の酸素カプセルにも入り、疲労を軽減。
 また、少量のカフェイン入り飲料水を摂取して、
 集中力を高めるなど自己管理に余念が無い。
  

 『自分が気づかない所で体に負担が出ているかもしれない。
  日本にいた時より、積極的に休養しています』―。

 長丁場のシーズンを見据え、さまざまな工夫をしている。
 これぞ、まさにプロだ。 
 
ロッテ大嶺 自責点0初完投!!
2007年05月16日 (水) | 編集 |
 大嶺がプロ入り後初となる9回を投げきった!!  
 4安打2失点も、失点はともに味方の失策による走者が
 生還したもので、自責は0だった。

 『球数(118球)を少なくというのがテーマだった。
  変化球の調子も良かったです』―。
  
 期待の151㌔右腕のこの日の最速は146㌔どまり
 だったが、スライダーやチェンジアップも効果的に使い
 8奪三振。
  
 四球も9回二死から1つ与えただけの安定感で、
 二軍での2敗目(1勝)こそ喫したものの、
 充実の表情を見せた。  

 先月30日の西武戦(グッドウィル)で一軍初登板。
 5回途中降板(5失点)のホロ苦デビューとなったが、
 貴重な経験を、たくましさに変えている。

 古賀二軍監督は
 『僕らの予想よりずっと早く一人前になっている』と
 驚きの表情。
 『今日の投球を見る限り、もし上でスランプの投手が出れば
  自分の推薦無しでも(バレンタイン監督は大嶺を一軍に)
  持っていくだろう』―。

 ファームでチーム1の防御率をマークするルーキーの実力に
 太鼓判を押した。


 去年までの大嶺君とは比較できないくらい、たくましく
 大きくなってきました。
 島の人達の声援が、近いうちにマリン球場に届くことでしょう。
 私は大嶺選手の人柄が大好きです。
 やんちゃな所も、すねた所も大好きです。
 少なからず、去年春から見続けてきた私です。
 必ずや近い将来、ロッテを背負うエースピッチャーに
 なるでしょう!!なります!!
 応援していますよ、大嶺祐太投手!! 
『無四球』松坂・・・力み完全に消えた
2007年05月16日 (水) | 編集 |
 松坂は投球が一変した。
 全打者から三振を狙っているような、マウンド上での力みが
 スッカリ消え、リラックスしていた。
 
 これまではボールを連発して自滅してきたが、
 昨日は無四球。 非常に安定していた。
 
 昨季ア・リーグ王者のタイガース打線相手に、
 投球の組み立ても良かった。
 前半はカーブやスライダー中心で、後半はスプリットを
 多く投げた。
 どちらも落差が大きく変化も鋭かったから、
 全27アウトのうち16アウトが内野ゴロになった。
  
 速球の球速は約150~151㌔で、カッターも良かった。
 あとは高めに抜けていたチェンジアップの制球力が上がれば
 更に思い通りの投球ができるようになる。

 四球を出さず、投球間隔のテンポも速くなったから、
 内野陣も守りやすかったはずだ。
  
 二塁・ペドロイアの2度の攻守などは好例。
 
 この日のように、リズム良く投げられれば5奪三振でも
 守備陣が助けてくれる。

 ただ、フランコナ監督が、完投させたのには少し驚いた。
 確かに調子は尻上がりだったが、球数は8回で
 109球に達していた。
 松坂本人の意見や希望を尊重するのも大事だが、
 中4日のローテーションが初めてであることは無視できない。
 今後を見据えて球数には十分な注意が必要だ。
 
 今季のレッドソックスには真の強さを感じる。  
 世界一になった04年より投手陣は間違いなく上。
 打線は破壊力こそ劣っているが、三振する打者が減り
 手強い印象になった。
 内野陣の守備も3年前よりいい。
 故障者が出なければ、出遅れている宿敵・ヤンキースにも
 簡単には追いつかれないだろう。 

 
井川はマウンドの土質克服しろ
2007年05月15日 (火) | 編集 |
 強敵はマウンドにある。
 マイナー落ちで調整を続けるヤンキースの井川慶投手は
 いまだに復活への光が見えないという。

 フロリダ州タンパのマイナー施設でフォームの矯正を含めた
 再調整を続け、14日にはマウンドで35球の投げ込みも
 行ったが、まだまだメジャー復帰へのメドは立たない。

 『思い切って投げると、ボールが抜けてしまう』―。
 制球が定まらない理由を井川はこう語っている。
 理由はナンなのか。
 滑りやすいアメリカのボールが原因のような気もするが、
 本人は
 『ボールには慣れてきてるので大丈夫』と否定している。
 それより実はもっと大きな原因は、どうやら日米の
 マウンドの土質にあるようだ。
  
  
 傾斜は大きいが、軟らかい土を使う日本のマウンドは、
 着地する部分が掘れて安定して、体重が乗りやすい。

 これに対しメジャーのマウンドは、傾斜は穏やかだが、
 粘土質の赤土にレンガを砕いた素材をまぶすなど、
 固い土質になっている。
 その為に、着地部分が掘れることが ほとんどなく
   
 『うまく体重が乗っていかないので、どうしても
  手投げになってしまう』(井川)というのだ。


 実は、このマウンドの違いに悩んだのは、レッドソックスの
 松坂も同じだった。
  
 開幕から制球が定まらなかったひとつの理由が
 このマウンドの違いと気付いた松坂は、
 ランニング量を増やし
 下半身の強化を図る日本式トレを導入。
 同時にスパイクの歯を抜いて、着地の時の滑りを
 よくするなど米国使用のマウンド対策を講じたという。

 その結果が、どうやら前回のブルージェイズ戦の復活に
 つながったようだ。

 『投げ込みや走り込みなども取り入れて、自分の思ったように
  調整をしたい』―。
 マイナー落ちしたときの井川の言葉だ。

 おそらく米国のコーチには、このマウンドの違いからくる
 違和感は理解出来ないはずだ。
  
 松坂のように批判を恐れずに自分流を貫くことも、
 時には必要になる。

  5月15日 サンケイスポーツ/『球界インサイドリポート』
                     鷲田康 氏


 

 
 
 
自信の裏側
2007年05月15日 (火) | 編集 |
 打球を追いながら充実の表情が浮かんだ。
 松坂はキャッチボールを終えると、試合前のフリー打撃で
 中堅付近を守った。

 中軸のデービット・オルティス内野手(31)、
 マニー・ラミレス外野手(34)が快音を響かせるたびに、
 右へ左へスタート。
 グリーンモンスターを直撃したクッションボールも
 軽快にさばき、笑みがこぼれた。

 チームの全体練習前から、走り込みを行っているが、
 ハードメニューには慣れている。
 
 『(横浜)高校時代にアメリカンノックで
  鍛えましたから』―。

 米国でも、その経験が自信の裏づけになっている。
独立リーグの挑戦
2007年05月14日 (月) | 編集 |
 バスに揺られ地方の球場を渡り歩く男達。
 この春に誕生したプロ野球リーグの選手達です。

 北信越BCリーグ。

 選手達はひとたびグラウンドに立つと、気迫溢れるプレーで
 観客を沸かせます。
 地域の人達と選手の距離が近いのも、
 このリーグの魅力です。
  
 
 プロ野球に触れる機会が限られていた今、
 次々と誕生しているのが、新たなプロ野球、独立リーグ。
  
 日本のプロ野球といえば、セ・パ12球団のフランチャイズ。
 本拠地はかつては関東や関西、愛知、広島に集中していました。
 現在では北海道に日本ハム、東北に楽天そして福岡に
 ソフトバンク・フォークスと全国的に広がってきています。
 セ・パ12球団のフランチャイズが無い地域に誕生している
 のが、独立リーグです。
  

 日本初の独立リーグとなったのが一昨年誕生した
 四国アイランドリーグ。
 そして今年、北信越BC(ベースボールチャレンジ)が
 生まれました。
 そして来年には九州にも設立が予定されています。

 新人獲得競争の過熱で、セ・パ12球団が不正なスカウト
 活動に大きく揺れている中で、これまでプロ野球の
 空白地帯だったところに誕生している独立リーグ。
 プロ野球の裾の広がりは、選手育成だけでなく、
 これまでのプロ野球と違った野球文化を育んでいくことに
 なるのでしょうか。
  
 今回は、地域密着を掲げて今年誕生した
 北信越BCリーグの動きを紹介したいと思います。


 今年の大型連休。
 北信越地方では、新たに誕生したプロ野球を見るために
 1試合平均4千人を越すファンが球場に詰め掛けました。
 これまでセ・パ両リーグの遠征試合が年に5試合程度だった
 この地域で、毎週末プロ野球が見られるようになったのです。

 北信越BCリーグには新潟・長野・富山・石川の4つの県の
 チームが参加し、それぞれ年間72試合を戦い
 優勝を決めます。
 最大の特色は、地域密着です。
 特に長野県の信濃グランセローズは、25人の選手の半数
 近くが、地元出身です。
 球団の経営を任せられたのは三沢今朝冶さん。
 大リーグで活躍していた新庄選手を獲得をし、日ハムを
 地域に愛されるチームに育てました。

 しかし、信濃グランセローズでは資金が限られているので
 スタープレーヤーは雇えません。
 そこで三沢さんが目に付けたのが、
地元でプロを目指していた若い選手達でした。
  
 『地域密着型ということで、地域の人達に愛される球団
  “おらがチーム”というかな、そういうような
  チームができたらな、と思っている』―。
  
 三沢さんが選んだ1人が21歳の外野手、町田孝行さん。
 この春まで長野市のバッティングセンターで働いていました。
 高校時代、地元の名門校でレギュラーとして活躍してた
 町田選手。 卒業後にプロ入りを目指しましたが、
 夢は叶いませんでした。
 バッティングセンターで子供達に教えていた所、BCリーグ発足。
 プロ野球選手の道を歩み始めました。  
 
 4月28日の開幕戦。
 町田選手は一番バッターに起用されました。
 センター前ヒット。続く2打席目も、内野ゴロでも1塁に
 ヘッドスライディング。
 気迫溢れるプレーで観客を沸かせます。
 三沢さんはファンの為に体を張ったプレーをする選手
 一人一人に労いの言葉をかけます。
 『町田、ヘッドスライディングするのはいいけど、
  手を気をつけろよ、滑るとき指は絶対に上に挙げてな』―。

 三沢さんが目指すのは、地域の人達に支えられる
 プロ野球チームです。
  
 選手25人の月給は、1人15万円~20万円。
 それに、球場の使用料などを含めて、年間の支出は
 1億6千万円程度です。
 これを支えるのが、県民や地元企業です。  
 1人千円の入場料、それに個人で1万円、企業で3万円の
 後援会費など、広く薄くお金を集めようというのです。
 県民の間では、地元出身の選手を支えようという動きが
 出てきました。
  
 長野県北部飯山市出身のピッチャー小林史也さん、21歳。
 少年野球時代の監督や、高校野球部OBなどが
 後援会を立ち上げました。

 大型連休中、チームは2勝3敗1引き分け。
 連戦連勝とはいきませんでしたが、スタンドは日に日に
 盛り上がっていきました。
 町田選手がバッティングセンターで野球を教えていた
 少年達も駆けつけていました。
 町田選手に“新しい野球道具を買って欲しい”―。
 少年達はお小遣いの中から500円ずつ出し合い
 町田選手に贈りました。
  
 『今まで一緒にやっていたから、身近な人みたいな感じで』
 『自分も目標にしたいと思います』

 試合後選手達は必ず観客を見送ることにしています。  
 小林投手の後援会では、月給が15万円程度だと聞いて
 差し入れを持ってきました。
 中身は梅干やレトルト食品などでした。
 『非常に嬉しいです。今後の励みになります』

 地元ファンとチームの距離が近い信濃グランセローズ。
 大型連休中の観客動員数は予想を大きく上回りました。
 『本当に嬉しいです。みんな、あったかい人達ですよね。
  これからもいい試合し続けて更に応援に来てもらわなくては
  いけないな、と思いますよ』―。
 三沢さんは地元の人達への心配りとこれから先のチームの
 発展、向上へ期待感を膨らませて語っていました。

 セ・パ12球団の場合は、やはり日本の最高の技を見るという
 楽しみがあるが、BCリーグは地元密着、自分のチームを
 応援するという熱というものを感じる。
  
 ただ、経営努力もあり、例えば信濃のチームの場合は
 長野県にある81の自治体を回り、後援会の組織を作りを
 お願いしたり、少年野球チームを指導する傍ら
 バックアップをお願いしたりして、観客動員数を増やしている
 ように思えました。

 地元密着によって、クラブスポーツ文化を成功させたという
 ことで、Jリーグは非常に大きな役割を果たしてきたと思うし
  
 今回BCリーグには新潟アルビレックスが加盟していて、
 Jリーグだけではなく、バスケットチームなども成功して
 いて、今回Jリーグで培ったスポーツマネージメントの
 ノウハウを、野球にも応用していこうということで、
 非常に期待が持てると思います。
  

 選手の半数が地元出身ということは、観客にとっても
 大変喜ばしいことだと思いますし、応援の熱気にも
 つながっていくと思います。
  

 今各地セ・パ12球団のフランチャイズが無い所に
 独立リーグが出来ている背景は、突然というよりも
 社会人野球チームが無くなってきた空洞化を埋める意味が
 あったのだと思います。
 1990年代半ば、バブル経済崩壊後、次々と社会人
 野球チーム無くなって、選手がプレーしたくても
 出来なかった状況で独立リーグが
 その活躍の場を与えたのです。
 
Tigers
2007年05月13日 (日) | 編集 |
 週初めの7日に、阪神の『交流戦用ユニホーム』が
 発表された。
  
 交流戦が導入された05年から3年連続の試み。
 今年はコシノヒロコにデザインを依頼して、過去2年の
 復刻版とは違う斬新なユニホームになっている。  
 なにより目立つのが胸のネーム名だ。
 阪神はチーム結成直後から独特な『Tigers』のロゴを
 守ってきたが、今回は完全な筆記体のロゴを使う。
 ビジター用にもそのロゴのチーム名が入り、
 敵地では54年ぶりに『Tigers』の文字が見られる事になった。

 懐かしいユニホームの方が好きなファンも多いだろうが、
 もともと05年の復刻版は球団創立70周年を記念してのもの。
 人気が高く、06年もビジター用の復刻版が使われたが、
 当時から球団内には
 『70周年を終え“新たなスタート”を表現したい』  
 との声があったという。
 そこで今季は、05年からグッズで使用している
 “カジュアルな筆記体ロゴ”をアピールすることになった。

 戦略の一環で、逆に通常のホーム用ユニホームが復古調に
 なったわけだが、酒井清史広報部長(43)は力説する。
 『交流戦用は今季限定だけど、通常のユニホームは
  コロコロ変えられないでしょう。
  成績が悪いと“縁起が悪い”とまで言われる。
  だからこそ、今年は勝って欲しいんです』―。

 いま球団関係者が気にかけているのは
 “交流戦用の評判”よりも“新しいホーム用が導く運命”
 なのだ。



 今年の交流戦では、巨人がV9時代の復刻版を使うことも
 決まっている。
 先に筆記体のカジュアルなユニホームを採用している巨人が
 復刻版ではどんなプレーを見せるのか。
 ユニホームの新旧が入れ替わるライバル球団の
 明暗にも 注目してみたい。
 
 

 
ナイキ社とアップル社との共同開発がトレーニングの味方
2007年05月12日 (土) | 編集 |
 耳にイヤホン、左腕には『iPod(アイポッド)』を装着し
 ロジャーズ・センターの外野フェンス沿いを走った松坂。
 音楽を聴きながらトレーニングをしているのかと思いきや
 関係者は
 『音楽とトレーニングメニューが両方、流れているんです』  
 と明かした。

 松坂が使用していたのは、ナイキ社とアップル社が
 共同開発した『iPod nano(ナノ)』という商品。
  

 シューズに組み込まれたセンサーを感知し、イヤホンから
 『今、00㌔に到達。ワークアウト終了』などと
 アナウンスされる。
  

 黙々と走っているように見える松坂ですが、
 しっかり練習量を計算しているのです。
カナダではホッケーが“メジャー”
2007年05月12日 (土) | 編集 |
 カナダ・トロントにあるブルージェイズの本拠地
 ロジャーズ・センターは、10日も空席が目立った。
 
 エースのロイ・ハラデー投手(29)が先発したが、
 収容人数4万3737人のうち、観衆は約半分の
 2万2290人だった。

 松坂がこの球場で初めて登板した4月17日は
 最上階席と外野席がなんと2カナドル(約214円)で
 開放されて大入りとなったが、現地関係者に聞くと
 『アイスホッケーに比べれば、野球人気はまだまだ』とか。

 松坂は前日、外野席の少年にボールをプレゼントする
 ファンサービスを行った。
 カナダでは野球人気拡大のため、選手の地道な努力が
 必要かもしれない。

1年間ローテ守る
2007年05月12日 (土) | 編集 |
 登板翌日も休んでいられない。
 10日もダッシュを繰り返した松坂は
 『後半戦の大事な時期に長い回、完投できるような
  投球ができればいい』
 と話した。

 4勝目を挙げた前夜のブルージェイズ戦は
 7回1失点、108球で降板。
 西武時代は、05年に28試合中15試合で完投するなど
 常に9回を投げきることにこだわった。
 だが、今は違う。
  

 『投げていない(当番間隔が空いた)投手に調整させる
  機会を与えることも分かってきた』
 と胸のうちを明かした。
  

 チームは23勝10敗でア・リーグ東地区の首位を独走
 しているが、8,9月の後半戦に本当のヤマが来ると
 見ている。
 中4日のローテを1年間守りきるため、前半戦の完投を
 “封印”。
 走り込み、投球フォームの確認を重点に、
 終盤戦に備える。
  

 次回登板は、14日(日本時間15日)の本拠地での
 タイガース戦。
 松坂は
 『(目標は)ケガをしないで、1年間ローテーションを守る。
  ボクは日本でそれが1回(05年)しかできていない』
 と決意を新たにした。



復調の兆し 松坂4勝8奪K
2007年05月11日 (金) | 編集 |
 剛球が低めに決まり、変化球が鋭角に落ちる。
 1億ドルのモンスターが蘇り、敵地トロントがざわめいた。

 『ここ数試合より多少、改善されている。
  集中して打者に投げられ、頭の中がスッキリしたといか
  そういう状態でピッチングはできた』―。
 
 会見場に現れた松坂は1度、大きく深呼吸。
 笑みはなかったが、充実感を漂わせていた。

―不調の前回登板からの変化は。
 『若干フォーム(左足のため)を修正して臨んだ。
  それが良かったのかどうか、まだ判断できない。
  変えたことによって徐々に調子が上がっていけばいい

―フランコナ監督が自信を持って、投げられていたと
 話していたが。
 『これまで自分の持ち球に自信がなかったことはない。
  自信が周りに伝わるよう、投げたい

―走り込みを続けた効果は。
 『精神的にはない。昨年までやってきたから、なんとか
  この状況が変わればと思ってやってきたい。
  これがいいことかどうか分かるのはまだ先



 自己ワーストの5回7失点を許した3日のマリナーズ戦後、
 フォーム修正を開始。  
 レッドソックス首脳陣は、西武時代のビデオから
 セットポジションの際、上げた左足のためが短くなっている
 ことを、本人に指摘した。
 松坂も二段モーションのようなフォームを繰り返して
 左足のためを作る動作を体に覚え込ませていた。


 日本式の走り込みも敢行。  
 チーム練習前には30分間のランニングを続けた。
 首脳陣からは“モイヤーのよう”と
 フィリーズのベテラン左腕ジェイミー・モイヤー投手(44)
 の練習方法に似ていると形容された。

 内容も伴った勝利とはいえ、相手のブルージェイズは
 この試合で8連敗とチームの状態はドン底。
 打率も.261(リーグ7位)と
 過去に対戦したヤンキース(.283、リーグ1位)などと
 比べたら、楽な相手だったことは否めない。

 デビュー戦となったロイヤルズ戦に続き、格下チームには
 圧倒するピッチングを披露することはできた。
 だが、これだけでは満足できない。
  
 次回は5月14日(日本時間15日)のタイガース戦
 (デトロイト)。
 昨年のリーグ覇者で、今季中地区2位の強豪相手に
 完全復活を実証してみせる。
  
 
  
MLBプレスルーム マイナーリーグ審判員 松坂に課題
2007年05月10日 (木) | 編集 |
 レッドソックス・松坂投手の登板をスポーツバーなどで
 観戦しています。
 米国でも注目度は抜群。
 私は松坂投手の西武でのデビュー戦で球審を務めましたが、
 重圧に負けず、実力を100%出すことだけを考えて
 頑張って欲しいと願っています。

 審判から見て、日本の投手が適応・克服すべき
 日米の違いは、大きく分けて3つあります。
  

 まず、ストライクゾーンです。
 日本より広い(とくに外角)といわれますが、
 実は近年かなり狭くなり、日本と同じくらいに
 なりつつあります。
  
 松坂投手も、聞いていた話と現実のギャップに
 戸惑っているのではないでしょうか。
 名球審のクセもつかめていない1年目から
1㌢単位の球の出し入れで勝負するのは難しいでしょう。
  

 2つめはスピード。  
 日本では球速もトップクラスだった松坂投手ですが、
 私が所属する1Aでさえもっと速い投手が各球団に
 1人はいます。単純にスピードだけに頼った
 投球は出来ません。


 最後の3つめは投球のテンポ。  
 メジャーの投手に比べて、日本の投手は全体的に
 投球間隔が長いです。
  
 松坂投手も気にはしているのでしょう。
 西武時代よりは速くなった印象を受けますが、
 それでもまだメジャーでは遅い部類に入ります。
 ルール違反ではないですが、米国ではバックで守っている
 野手を中心に嫌がられます。
 失策を誘発する要因にもなるからです。
  

 以上の3点から、
 ①内外角の球の出し入れよりも高低を効果的に使う
 ②変化球で緩急をつける
 ③打者が嫌がるくらい速いテンポで投げる
  
 ・・・というのが、今後の課題になると推測します。

 大活躍できる投手であることは間違いありません。
 慣れるに従って西武時代のような投球を
 見せてくれるでしょう。


  ~5月9日 サンケイスポーツより
         マイナーリーグ審判員 平林岳~

 
 
 
1年生の大切な仕事 “お菓子運び”
2007年05月10日 (木) | 編集 |
 メジャー1年生のブルペン投手には、大切な仕事がある。
 クラブハウスからお菓子や飲み物を運ぶ係りだ。
 日本と違い、リリーフ投手は試合開始からブルペンで
 待機しているので、お菓子は時間をつぶす上でも必需品。
 いつから始まったルールなのかは知らないが、
 僕もエンゼルスに入団した97年から2年間“運び屋”をやった。
 レッドソックスの岡島もお菓子が入ったピンク色の
 子供リュックを背負っていた。

 ただ、運ぶだけのように見えるが、これがなかなか大変。
 バックに詰め込むのはガム、チョコレート、ひまわりの種、
 キャンディーなど。
 中でグチャグチャにならないように、きれいに仕分けして
 袋に詰め、お菓子のパックを作る。
 エンゼルスの場合は、3連戦ごとにバックの中身を
 入れ替える。 そうしないと、僕のような失敗も。
 デーゲームが続いた為、バックの中のチョコレートが
 溶けて大変なことになった。
 
 何より先輩選手の好みを知っていないといけない。
 当時、クローザーのパーシバルには
 『あれが入っていないから、もう一度やり直して来い!』
 なんて、よく遊ばれた。
 
 このお菓子運びも“新人いじめの儀式”のひとつで、
 こうやって一人前のメジャーリーガーになる、ということを
 教えている。
  
 と同時にブルペンでは独特の張り詰めた緊張感があるので
 このようなコミュニケーションが、リラックスできる
 環境を作り出している。
  

 他にも新人が守らなければならないルールはいくつかある。
 例えば、イニング間の外野手のキャッチボール相手。
 球場から移動する際には、コーチ陣用のバスに乗り
 飛行機も座席は前の方に座る。
 クラブハウスでも、テレビの前のソファに座っていたりすると
 後で先輩にイビられる。
 ただ、厳しいのは1年目だけで、それを経験すれば、
 日本のような先輩・後輩の上下関係は無い。
 とにかく、1年目だけは おとなしくしていた方がいい。  


   ~5月7日 スポーツニッポン 
          Shiggy通信 長谷川滋利  より~