2008年05月15日 (木) | 編集 |
開幕前にこの快進撃を予想した人は、どれだけいただろうか?
昨季26年ぶりのBクラスとなる5位に沈んだ西武が、
首位を快走している。
和田(中日)、カブレラ(オリックス)の両主砲が抜けながら、
強力打線が脚光を浴びる中、
新任の大久保博元打撃コーチ(41)に、
チーム躍進の要因などについて聞いた。(聞き手・高橋潤平)
―開幕前の予想を覆して、首位を快走。
特に打線が好調で大久保コーチの手腕が発揮されています。
『僕は特に何もしていない。
土井(前ヘッドコーチ)さんや立花(前打撃コーチ)さんが
しっかり基礎を作ってくれたものが、今、
花開いたということでしょう』
―40試合で56本塁打の打線が、他球団にとって脅威になっている。
『昨秋からしっかり練習した成果が出て、みんなしっかりスイングが
できている結果だと思う』
―昨季との違いは何か。
『昨季より各打者の打席での制約が減っていると思う。
右打ちなど臨機応変の打撃は必要だが、
1番から9番まで打撃の定義は一緒。
まずは「しっかり振り切る」ことを前提にしている』
―選手にも意識付が浸透している。
『例えば(右打者が)おっつける右打ちなんかは、
状況によって必要なときがあるけど、そればかり練習していたら
逆にバットのヘッドが下がってしまう。
応用編よりも基本を大事にしている。
打者によっては2ストライクになっても1発を狙っていいぞ、
というときもある』
―カブレラ(オリックス)、和田(中日)の両主砲が抜けた影響は
なかったのか。
『あの2人は間違いなくいい打者なのは事実。
ただ、それを補えるものがあるとも考えていた』
―具体的にいうと。
『ファウルの数も1つの例。
今月1日時点で(スコアラー陣の調査によるファウルの数が)
リーグトップ10でうちの打線から5人出ている。
それだけ粘れれば、相手投手の疲労も早まるし、
それだけチャンスが多くなるということ』
―他に西武打線が持つ長所は。
『アクシデント以外の故障者が出ていないことは誇れると思う。
試合に出続けることで成長もできる』
―大久保コーチがベンチのムードメーカーにもなっている。
『僕よりも渡辺監督の存在が大きい。
試合後のミーティングでも選手をくさした
(ミスをとがめた)覚えがない。ミスをしても
「それを防ぐための対策を立てなかったオレ達首脳陣が悪い」
という考えなので、選手はやりやすいし、僕らコーチも真剣になる』
―7日の日ハム戦(西武ドーム)でサヨナラ勝ちしたときには、
喜びのあまり右太ももを肉離れしてしまいました。
『ちょっと恥ずかしかったね(笑)。
でも9日から象にも効くらしい(笑)座薬を入れて打撃投手も
したよ。
自分だけじゃなく、人のための方が頑張れるものだよ』
―大久保コーチの指導は午前7時半からのアーリーワーク
(早朝練習)や個人単位のミーティングなど、
ユニークなものが多い。
『評論家を13年間やった経験が生きたのかもしれない。
自分は現役時代の実績がほかの方よりなかったので、
人一倍勉強して現場の人に取材した。
昨年も松坂(大輔)のメジャー初キャンプの仕事の時に
レッドソックスの(捕手の)バリテックに練習方法も
聞いたりしていたから』
―選手の体調や指導内容などを記した独自の『カルテ』
などもそうか。
『そうだね。選手の状態や指導方法を記録して保管することは、
自分がコーチを辞めても、球団の財産として残る。
継続的に育てるにはいいアイディアだと思った』
―プロゴルファーとしての顔も持っていることは
野球のコーチとしても生きたのか。
『レッスンプロとしての講習を180時間受けて、
教え方に気を使うようになった。
服の色で自分の印象が違うことも意識するようになった』
―ゴルフとの共通点はあるのか。
『ゴルフも野球も、慣れ親しんだフォームを変えようとすると、
人間の体はすごく違和感を覚えてなかなかうまくいかない。
そこを納得してもらって、練習して新しいものをなじませることが
出来るのかが勝負になる。
(練習)量が質を生むことがよくあるから』
―今後の西武打線の目標は。
『あえて目標を置かないようにしている。
これもゴルフのラウンドをする心構えに似ているけど、
シーズンチーム通算200本塁打を狙える打線でも、
それを意識したら打撃を崩してしまうし、達成しても
気が抜けてしまう。
1試合1試合戦っていくだけです』
昨季26年ぶりのBクラスとなる5位に沈んだ西武が、
首位を快走している。
和田(中日)、カブレラ(オリックス)の両主砲が抜けながら、
強力打線が脚光を浴びる中、
新任の大久保博元打撃コーチ(41)に、
チーム躍進の要因などについて聞いた。(聞き手・高橋潤平)
―開幕前の予想を覆して、首位を快走。
特に打線が好調で大久保コーチの手腕が発揮されています。
『僕は特に何もしていない。
土井(前ヘッドコーチ)さんや立花(前打撃コーチ)さんが
しっかり基礎を作ってくれたものが、今、
花開いたということでしょう』
―40試合で56本塁打の打線が、他球団にとって脅威になっている。
『昨秋からしっかり練習した成果が出て、みんなしっかりスイングが
できている結果だと思う』
―昨季との違いは何か。
『昨季より各打者の打席での制約が減っていると思う。
右打ちなど臨機応変の打撃は必要だが、
1番から9番まで打撃の定義は一緒。
まずは「しっかり振り切る」ことを前提にしている』
―選手にも意識付が浸透している。
『例えば(右打者が)おっつける右打ちなんかは、
状況によって必要なときがあるけど、そればかり練習していたら
逆にバットのヘッドが下がってしまう。
応用編よりも基本を大事にしている。
打者によっては2ストライクになっても1発を狙っていいぞ、
というときもある』
―カブレラ(オリックス)、和田(中日)の両主砲が抜けた影響は
なかったのか。
『あの2人は間違いなくいい打者なのは事実。
ただ、それを補えるものがあるとも考えていた』
―具体的にいうと。
『ファウルの数も1つの例。
今月1日時点で(スコアラー陣の調査によるファウルの数が)
リーグトップ10でうちの打線から5人出ている。
それだけ粘れれば、相手投手の疲労も早まるし、
それだけチャンスが多くなるということ』
―他に西武打線が持つ長所は。
『アクシデント以外の故障者が出ていないことは誇れると思う。
試合に出続けることで成長もできる』
―大久保コーチがベンチのムードメーカーにもなっている。
『僕よりも渡辺監督の存在が大きい。
試合後のミーティングでも選手をくさした
(ミスをとがめた)覚えがない。ミスをしても
「それを防ぐための対策を立てなかったオレ達首脳陣が悪い」
という考えなので、選手はやりやすいし、僕らコーチも真剣になる』
―7日の日ハム戦(西武ドーム)でサヨナラ勝ちしたときには、
喜びのあまり右太ももを肉離れしてしまいました。
『ちょっと恥ずかしかったね(笑)。
でも9日から象にも効くらしい(笑)座薬を入れて打撃投手も
したよ。
自分だけじゃなく、人のための方が頑張れるものだよ』
―大久保コーチの指導は午前7時半からのアーリーワーク
(早朝練習)や個人単位のミーティングなど、
ユニークなものが多い。
『評論家を13年間やった経験が生きたのかもしれない。
自分は現役時代の実績がほかの方よりなかったので、
人一倍勉強して現場の人に取材した。
昨年も松坂(大輔)のメジャー初キャンプの仕事の時に
レッドソックスの(捕手の)バリテックに練習方法も
聞いたりしていたから』
―選手の体調や指導内容などを記した独自の『カルテ』
などもそうか。
『そうだね。選手の状態や指導方法を記録して保管することは、
自分がコーチを辞めても、球団の財産として残る。
継続的に育てるにはいいアイディアだと思った』
―プロゴルファーとしての顔も持っていることは
野球のコーチとしても生きたのか。
『レッスンプロとしての講習を180時間受けて、
教え方に気を使うようになった。
服の色で自分の印象が違うことも意識するようになった』
―ゴルフとの共通点はあるのか。
『ゴルフも野球も、慣れ親しんだフォームを変えようとすると、
人間の体はすごく違和感を覚えてなかなかうまくいかない。
そこを納得してもらって、練習して新しいものをなじませることが
出来るのかが勝負になる。
(練習)量が質を生むことがよくあるから』
―今後の西武打線の目標は。
『あえて目標を置かないようにしている。
これもゴルフのラウンドをする心構えに似ているけど、
シーズンチーム通算200本塁打を狙える打線でも、
それを意識したら打撃を崩してしまうし、達成しても
気が抜けてしまう。
1試合1試合戦っていくだけです』
2008年02月11日 (月) | 編集 |
起床直後の体にゴクリと1杯。
12球団で唯一、早朝練習を実施している西武が、
新しい“練習メニュー”を加えた。
『ホテルの出入り口に特製の野菜ジュースを用意して、
それを飲んでから行かせるようにします。
野菜ジュースを普段飲まない人も、
薬だと思って飲んでもらえばいい』―。
朝練習を発案した大久保打撃コーチが自信を持って説明する。
これまでは朝の練習後に朝食がとられ、多くの選手が
何も口にせずに体を動かしていた。
『睡眠中の体内では、疲労回復のために
酵素や栄養がすごく消費される。
特製ジュースでそれを補って練習に入りたい』―。
大久保コーチは前日(今月5日)、宿舎で行われた
栄養学講座で講師を務めた管理栄養士の
河谷彰子氏に特製ジュース作製を依頼した。
同氏はJリーグ・横浜FCの栄養アドバイザーの経歴を
持つだけに、アスリートの体調管理を熟知している。
『練習前に水分と栄養分がとれるからいいですね。
新しいことに取り組む姿勢はいい感じ』―。
この日、居残り特打をこなし、疲労感をにじませていた
細川も大歓迎。
眠れる獅子が、1杯の野菜ジュースで目を覚ます。
12球団で唯一、早朝練習を実施している西武が、
新しい“練習メニュー”を加えた。
『ホテルの出入り口に特製の野菜ジュースを用意して、
それを飲んでから行かせるようにします。
野菜ジュースを普段飲まない人も、
薬だと思って飲んでもらえばいい』―。
朝練習を発案した大久保打撃コーチが自信を持って説明する。
これまでは朝の練習後に朝食がとられ、多くの選手が
何も口にせずに体を動かしていた。
『睡眠中の体内では、疲労回復のために
酵素や栄養がすごく消費される。
特製ジュースでそれを補って練習に入りたい』―。
大久保コーチは前日(今月5日)、宿舎で行われた
栄養学講座で講師を務めた管理栄養士の
河谷彰子氏に特製ジュース作製を依頼した。
同氏はJリーグ・横浜FCの栄養アドバイザーの経歴を
持つだけに、アスリートの体調管理を熟知している。
『練習前に水分と栄養分がとれるからいいですね。
新しいことに取り組む姿勢はいい感じ』―。
この日、居残り特打をこなし、疲労感をにじませていた
細川も大歓迎。
眠れる獅子が、1杯の野菜ジュースで目を覚ます。
2007年11月12日 (月) | 編集 |
デーブ) この度、西武の打撃コーチに就任しました。
ユニホームを着ると、同じバックネット裏から見る
日本シリーズも、見方が変わるものだなぁと、
つくずく感じています。
西武の秋季キャンプが始まりましたが、ボクは西武打線
強化へ向けた最大のテーマとして
『本格派投手の攻略』を掲げました。
マウンドからホームベースまでは18.44メートルですが、
球威のある投手を打ち崩すために16メートル、
14メートル・・・と距離を縮めて打撃練習をさせています。
日ハム・ダルビッシュ、中日・川上のような
本格派エースの攻略なしに、上位復帰はないと
感じました。
今季の川上は球威が戻らず苦労していましたが、
夏場以降、プレートの三塁寄りの端を使うようになって
体の開きを修正してきました。
CSから完全復帰していましたが、日ハムは
『川上は絶好調だ』とイメージできていなかった
のではないでしょうか。
ボクには来季へのヒントが詰まった試合になりました。
ダルビッシュ、グリン、武田勝・・・といった
バリエーションに富んだ投手陣を揃えた日ハムの
攻略法を、見つけていきたいと考えています。
ユニホームを着ると、同じバックネット裏から見る
日本シリーズも、見方が変わるものだなぁと、
つくずく感じています。
西武の秋季キャンプが始まりましたが、ボクは西武打線
強化へ向けた最大のテーマとして
『本格派投手の攻略』を掲げました。
マウンドからホームベースまでは18.44メートルですが、
球威のある投手を打ち崩すために16メートル、
14メートル・・・と距離を縮めて打撃練習をさせています。
日ハム・ダルビッシュ、中日・川上のような
本格派エースの攻略なしに、上位復帰はないと
感じました。
今季の川上は球威が戻らず苦労していましたが、
夏場以降、プレートの三塁寄りの端を使うようになって
体の開きを修正してきました。
CSから完全復帰していましたが、日ハムは
『川上は絶好調だ』とイメージできていなかった
のではないでしょうか。
ボクには来季へのヒントが詰まった試合になりました。
ダルビッシュ、グリン、武田勝・・・といった
バリエーションに富んだ投手陣を揃えた日ハムの
攻略法を、見つけていきたいと考えています。
2007年10月29日 (月) | 編集 |
西武再建へデーブ考案が・・・?
小鳥がさえずり、朝もやの残る中、レオ軍団が
動き出す。
27日からの秋季キャンプで、午前7時開始の
早朝トレが実施される。
『野手は全員、7時くらいから練習します。
その方が体にいいというので、
取り入れることにしました』―。
渡辺新監督が指名したのは17人の野手。
午前6時45分に宿舎を出発し、筋力トレ中心の
メニューをこなす。
朝食はケータリングサービスで球場に持ち込み、
10時からの本隊練習までにとる予定だ。
異例の早朝トレを立案したのは、今季まで評論家として
メジャー取材を重ねた大久保新打撃コーチ。
『空腹状態で体を動かしてから食事をした方が
栄養の吸収がいい。
メジャーのキャンプでは(レッドソックスの)
オルティスやラミレスも、6時半くらいから練習
しています』と説明した。
今春までのキャンプは早出練習が午前9時開始、
選手は7時半の散歩に合わせて起床した。
始動は1時間以上も早まるが、全体練習は午後2時に
終了予定。
その後はミーティング、マッサージなど有意義に活用する。
レオ再建は早朝練習から。
早起きは三文の徳となるか??
小鳥がさえずり、朝もやの残る中、レオ軍団が
動き出す。
27日からの秋季キャンプで、午前7時開始の
早朝トレが実施される。
『野手は全員、7時くらいから練習します。
その方が体にいいというので、
取り入れることにしました』―。
渡辺新監督が指名したのは17人の野手。
午前6時45分に宿舎を出発し、筋力トレ中心の
メニューをこなす。
朝食はケータリングサービスで球場に持ち込み、
10時からの本隊練習までにとる予定だ。
異例の早朝トレを立案したのは、今季まで評論家として
メジャー取材を重ねた大久保新打撃コーチ。
『空腹状態で体を動かしてから食事をした方が
栄養の吸収がいい。
メジャーのキャンプでは(レッドソックスの)
オルティスやラミレスも、6時半くらいから練習
しています』と説明した。
今春までのキャンプは早出練習が午前9時開始、
選手は7時半の散歩に合わせて起床した。
始動は1時間以上も早まるが、全体練習は午後2時に
終了予定。
その後はミーティング、マッサージなど有意義に活用する。
レオ再建は早朝練習から。
早起きは三文の徳となるか??
2007年10月20日 (土) | 編集 |
西武の秋季練習が17日、埼玉・所沢の西武第2球場で
行われ、新任の小野和義一軍投手コーチ(41)、
清家政和一軍守備走塁コーチ(48)、
熊沢とおる一軍打撃コーチ補佐(34)が初参加。
異色の経験を持つ熊沢補佐は、大久保博元一軍打撃コーチ
(40)との二人三脚で打線強化に着手する。
一軍経験なし。
05年までは二軍サブマネージャー兼用具係りだった
熊沢打撃コーチ補佐が、
ロッキーズ・松井稼頭央への指導経験を生かし、
大久保新打撃コーチをサポートする。
『今は振りが小さい選手が多い。
カズオにも言ってきたし、デーブ(大久保)さんとも
話したのですが、打撃は強く、大きく振ることが
大事なんです』―。
現役時代から親交の深かった松井稼の個人コーチ
として、2年間の米国生活を終え、
1週間前に帰国したばかり。
米マイナーリーグに留学経験のある大久保コーチと共に、
メジャー仕込みの打撃理論を注入する。
その指導経験を受けた松井稼頭央内野手(31)は、
初のワールドシリーズ出場を決めた。
Bクラスが指定席だったロッキーズを、
ワールドシリーズへ導いた“カズオ・パワー”を
在デンバー日本国総領事館の久保和朗総領事から
表彰を受けることが決定的になったという。
夢舞台に向けて、最高の励みとなるはずだ。
日本ではなじみが薄いデンバー。
約1900人の在留邦人を含めた日本系人が住んでいる
という。
だが、最近では日系企業の撤退が重なり、その人口は
低下の一方。
松井稼は、9月下旬にデンバー日本語補修学校で行われた
運動会に、激励メッセージを贈るなど、
活性化に一役買った。
“デンバーの星”が、ワールドシリーズでも光り輝く!
<熊沢とおる>
1973(昭和48年)年9月7日、
埼玉県生まれ、34歳。
埼玉・所沢商高時代に52本塁打をマークし、
92年ドラフト3位で西武入団。
現役時代の名前は当緒流(とおる)。
外野手でプレーしたが、98年に引退するまで
6年間で一軍出場なし。
99年から西武の二軍スタッフ、05年の退団後は2年間、
ロッキーズ・松井稼の個人コーチを務めた。
行われ、新任の小野和義一軍投手コーチ(41)、
清家政和一軍守備走塁コーチ(48)、
熊沢とおる一軍打撃コーチ補佐(34)が初参加。
異色の経験を持つ熊沢補佐は、大久保博元一軍打撃コーチ
(40)との二人三脚で打線強化に着手する。
一軍経験なし。
05年までは二軍サブマネージャー兼用具係りだった
熊沢打撃コーチ補佐が、
ロッキーズ・松井稼頭央への指導経験を生かし、
大久保新打撃コーチをサポートする。
『今は振りが小さい選手が多い。
カズオにも言ってきたし、デーブ(大久保)さんとも
話したのですが、打撃は強く、大きく振ることが
大事なんです』―。
現役時代から親交の深かった松井稼の個人コーチ
として、2年間の米国生活を終え、
1週間前に帰国したばかり。
米マイナーリーグに留学経験のある大久保コーチと共に、
メジャー仕込みの打撃理論を注入する。
その指導経験を受けた松井稼頭央内野手(31)は、
初のワールドシリーズ出場を決めた。
Bクラスが指定席だったロッキーズを、
ワールドシリーズへ導いた“カズオ・パワー”を
在デンバー日本国総領事館の久保和朗総領事から
表彰を受けることが決定的になったという。
夢舞台に向けて、最高の励みとなるはずだ。
日本ではなじみが薄いデンバー。
約1900人の在留邦人を含めた日本系人が住んでいる
という。
だが、最近では日系企業の撤退が重なり、その人口は
低下の一方。
松井稼は、9月下旬にデンバー日本語補修学校で行われた
運動会に、激励メッセージを贈るなど、
活性化に一役買った。
“デンバーの星”が、ワールドシリーズでも光り輝く!
<熊沢とおる>
1973(昭和48年)年9月7日、
埼玉県生まれ、34歳。
埼玉・所沢商高時代に52本塁打をマークし、
92年ドラフト3位で西武入団。
現役時代の名前は当緒流(とおる)。
外野手でプレーしたが、98年に引退するまで
6年間で一軍出場なし。
99年から西武の二軍スタッフ、05年の退団後は2年間、
ロッキーズ・松井稼の個人コーチを務めた。



